前作が200万枚以上売れた彼等の2ndアルバム。明らかに前作と感触の違う今作は、アメリカでは不発、日本では大ヒットという珍しい状況を生み出した。
アメリカ人が肩すかしを喰らったような感覚はわからなくもない。実際、僕も最初はこの衝動に任せた粗くヘヴィーなサウンドには少々戸惑った。しかし、そうならざる得なかったのかなと納得させられるリヴァースのパーソナルで内省的な歌詞を読むと、このアルバム、そして、どうしようもなくバカで不器用なリヴァース・クオモという青年がとても愛おしく思えてきた。
前作がヒットして、やっと憧れのロックスターになれた青年の困惑が赤裸裸に語られている。
これこそが、このアルバム、このバンドの魅力なんだと思う。いつまでも大人になりきれない青年の、思春期ばりの焦燥感や劣等感から鳴らされる逆ギレロックだからこそ共感できるんだよ。そんなにうまく生きていけないよってさ。その辺が、神経質でコミュニケートするのがヘタな日本人にはウケたのかもね。
愛すべきアルバムだ。













