あぁ時間ない。独り身の僕がこんなだったら、一人や二人付き合ってる人がいる人や、毎週お友達とショッピングにいったりボーリングに行ったりカラオケに行ったりする予定のある人はどうやって時間を作ってんだ?
いやね、「忙しい」とか「時間がない」なんて、僕レベルの人間が言ってはいけないとは思ってますよ。ただ単純にもっと時間が欲しいだけです。自分のスキルやキャパが足りないってとこに起因するわけだし。
いろんな人と話したい。いろんな景色を見たい。いろんな本を読みたい。いろんな映画を見たい。いろんな勉強をしたい。もっともっといろんなことを吸収したい。
先週、東京に行ってそんなことを何度となく思ったんですよね。インドア好きの僕が言うのもなんですがね。
別に東京に行ったのは初めてじゃないし、東京だからこそそこまで強く感じたってことでもないんです。
単純に違う土地で見たことや感じたことが自分にとっては刺激的だったんですよね。
でも、やっぱり東京が世界で有数のビッグシティだったってことは、多少はあの街に行ったからこそ感じれた何かもあるかも知れませんね。特に、ITとかWebに携わる仕事をしている者にとっては。
今回、東京に行ったのには大した理由はありませんでした。まぁ強いて言うと、新宿都庁がホントに巨大ロボなのか? っていうことを確かめたかったのと、Buddhistsonのイベントがあったってことだけど、ダッセー言葉になっちゃうけど、単純に刺激が欲しかったっちゅうことですかね。
僕は年齢の割には実務経験は少ないけど、それなりにいろんな現場を経験してきました。
で、最近よく思うことがあったんです。仕事なんてやってればそのうちできるようになる(もちろん真剣に取り組んでいればの話だけど)。
それよりか、仕事以外の経験・体験からしか吸収できないものを積極的に求めることが大事なんじゃないかと。
そりゃすごく難しいことですよ。毎日家に着くのは23~24時過ぎ。もしくは徹夜。休日出勤なんて当たり前。プライベートなんてありゃしないって人はたくさんいますよね。
でも、それでもね、無理矢理仕事以外の時間を作るんです。さらに体力的、時間的に厳しくなるだろうけど、それでもルーチンを打ち崩す何かを取り入れるんです。
実際ね、僕の周りにも何人かいるんですよ。超フットワークの軽い人たちが。23時とか24時とかから何かしようとする人たちが。飲みに行ったり、レイトショーを観にいったり、家でDVDを観たり。何なんだ、このパワーは!? と思ってました。そんな到底真似のできなそうにない生活を繰り返す人たちなんて、所詮僕とは違うタイプの人間なんだと思ってました。
そんな人たちと話すとね、おもしろいんですよ、やっぱり。バックボーンに裏付けされた深みがある。その内容が正しいとか間違ってるってことじゃなくってね。
そして、その人たちも実は意識的にそういう時間を作ってたりしてることがわかったんですよね。そりゃ単純に生まれ持ったスペックの違いや特性の違いによる適性というものはあります。しかしそれとは関係なく、やっぱり多少意識して、無理して新しいものを吸収しようとしてるんですよ。
人が僕の性格をどういう風に見ているかはわからないけど、自分ではあまりそんな生活を送る適性が高いとは思えません。それでも僕はいろんなものを吸収したいと思ってるし、そうしなきゃいけないんじゃないかという必然性も感じてます。あくまで僕の人生においては。
これでもそれなりにあまり排他的にならずにいろんな意見を聞いていきたいと思ってるんですよね。だから自分のイデオロギーをしっかり持った上で、自分のそれとは違うものを持った人の意見に純粋に興味があるんですよ。そう思ってんだけど何かいつも誤解......まぁいいや。このことについては人との関わりの中で僕がいつもストレスに感じてるところで、このブログで何度となく書こうとした題材なんだけど、とても建設的な意見に落とし込める自信がないので、いつかまた書こう。
まぁとにかくそういう意味でも、東京でまず行ってみたかった靖国神社に行って参りました。政治的に強い意味を持つあの場所で、簡単に言うところのリベラルという自分のイデオロギーをしっかり保てるのかと。違う時代、遠い場所のことを何も知らないくせに、離れた場所から、「参戦!」「反戦!」なんつって叫んでても説得力ないでしょ。
靖国神社、イメージでは超キャラの濃いこの場所。境内はそんなに大したことはないんです。単純にあぁ貫禄あるなぁってぐらい。
でもね、800円くらい払って入る遊就館という資料館はハンパない! 完全に振り切ってる。超右。ここ、確固たるイデオロギーを持ち合わせてない人、またはどっちかに偏ってる人が来ると完全に何かが覚醒しますね。ヤバい。そりゃ隣国も怒るっちゅうもんですよ。
単純に日本の歴史、そしてあの戦争を知る上ですごく大切なこともたくさん知ることができますけどね。境内や資料館を訪れているおじぃやおばぁの背中を見ていると、何か悲しい気持ちになりました。僕らが単純に右や左や参戦や反戦や言ってるのとはわけが違いますから。
いやぁ貴重な体験でした。そして、リベラル、保てました。
あとはね、あまりこれと言って行きたい場所もなかったんで、東京ベタツアーを敢行しましたよ。だって今どき東京にしかないブランドとかも少ないし、インターネットで大概手に入りますやん? 言うても普段そんな超ど田舎で生活をしているわけじゃないし、そこまで興味をそそるもんはないですよ。だからベタすぎて恥ずかしくてなかなかいけない場所に行っておこうかと。
都庁、表参道ヒルズ、東京タワー、秋葉原。どこも超短い間しか滞在しなかったけどね。人が超多いんですもん。表参道ヒルズは安藤忠雄建築って以外は興味がなかったんで、中をちょっと見て終わり。東京タワーは大きさにかなり感動したけど、展望台に登るのは長蛇の列を見て諦めた。やっぱ一番テンションが上がったのは都庁かな。
都庁はね、ちょっと行ってみたかったんですよね。いろんな意味で。
金曜の仕事終わりに梅田から直で夜行バスに乗り込み、翌日の5時には新宿に着いちゃった僕は、さすがにそんな時間に友達を呼びつけるわけにはいかず、でっかいリュックを背負って新宿周辺を2時間半ほど探訪しましたよ。歩くの超好きだし、楽しかった。
歌舞伎町あたりは本当に朝の5時か? ってぐらい人がいて、みんな酔ってる。ゲロ吐いている人、超多いし。ホスト、ギャル、サラリーマン、学生、B-boy、Punks。ありゃカオスです。
で、フラフラフラフラ、気の向くままに長いこと歩きまわっていると、朝靄の中から超巨大なビルが眼前に。東京都庁。超カッコいい。しばらく眺めてましたね。都庁の下を徘徊するホームレスとの対比がまるで日本の縮図のようだった。
しかし朝方のこの街を見ていると、来日したバンドがインタビューでよく「トーキョーはまるでブレードランナーの世界だよ!」なんて興奮ぎみに言ってるのがわかる気がした。
そして、都庁、ありゃ完全にロボだね。マジで。
あと、大きく印象に残ったのは、やっぱりBuddhistsonのライブですね。もう全てが最高だった。
初ワンマンのイベントということで、Buddhistsonワールド全開。映像との相性も抜群だったし、禁煙だったり、子どもはフリーで入れたり、お菓子が並べられていたり、楽曲の素晴らしさ以外でも、バンドのアティテュードが反映された素晴らしいイベントだった。バンドの人もスタッフも他のお客さんもみんな幸せそうな顔をしていた。
同世代の人たちがこんなに素晴らしいものを作り上げていることが羨ましかったし、嬉しかったし、悔しかったし、どちらにしろパワーを貰えたという感じです! 音楽、そしてアートって良いです! アートなんてそんなに難しくて高尚なもんじゃなくて、ただ感じればいいんじゃない?
僕、散々このブログでこのバンドの名前を出してるけど、残念なことにそれほどガッツリ良い反応がもらえてなくて、最近周りにプレゼンするのも諦めてたんですよね。結構プレゼンするのは得意なんだけどなぁ。そないに難しい音楽だとは思わないんだけどなぁ。エンヤ meets ロックってとこでしょうかね? みんなエンヤ好きでしょ?
Buddhistsonを聴いてるとね、それが都会なのか、海なのか、山なのか、空なのか、宇宙なのか、青空なのか、雨なのか、雪景色なのかはわからないけど、みんながそれぞれに思う一番美しい景色が目の前に広がると思いますよ。ライブを見てもらったらわかるんだけどなぁ。神懸かってるよ。
まぁもういいよ、このバンドがそんなに広まらなくても。個人的な音の好き嫌いによるものならそれは仕方ないし、古いとか新しいとか、邦楽とか洋楽とか、カラオケに入ってるとか入ってないとか、チャートに入ってるとか入ってないとか、あの子が聴いてるからだとか聴いてないからだとかで音楽の良し悪しを判断する人たちには、Buddhistsonの音なんて届くわけないもん。
Buddhistsonにはそんなのとは関係のないところで、今のペースでいいから、ただただずっと素晴らしい音楽を作り続けてってほしいですね。
んなわけで、Buddhistsonのライブ終了後、夜行バスに揺られ月曜の朝7時に大阪駅に到着。急いで家に帰ってシャワーを浴びて、仕事に向かいました。
それがね、以外かも知れないけどすごく清々しい気持ちで日常へ戻れてね。具体的にはわからないけど、何かを吸収できたんやろうね。
何より、今回なかなかの強行日程の中、あまり悩むことなく軽い気持ちで東京に行けたということが自分の中では大きかったのかなぁと思います。フットワークが軽くなった。これからもこの調子でいけたらいいな。
「KOZZY、無理してでも東京に行くべきや」と言ってくれ、結果的には仕事まで引き継いでくれた上司や、一泊させてもらい、俗っぽさが皆無のくせにベタベタな東京ツアーに同行してくれた女将。Thanxxx。
コメント
says
ほんま強行日程ですねw
Buddhistson聴いてみたいな。
最近は色々と物入りでお金がないので、自分が好きな音楽を買うのもままならない状況なので、会社の音楽好きの人にファイルをもらってばっかです。
毎日23~24時で休日出勤を繰り返せれる仕事場って相当良い環境なんでしょうね。
僕は会社にいる拘束時間はなるべく少なくしたいっつー考えを持ってるんですが、良い環境でバリバリやれるってのもちょっとうらやましかったりもしますわ。
says
僕も神戸で見たブディのライブは本当に心に焼き付いていますよ。音がダイレクトに脳髄にアクセスする感じやったなぁ。正に「天空への誘い」でした。東京砂漠で味わうブディもまた格別だったでしょう。
東京タワーと都庁はベタやけど行きたいな。
今度真似してみようっと。
あっ!そういえば自分には東京に友達なんかおらんかったです。
あんたとこ、ええ上司やね。
ウチの会社も人はものすごくイイと最近つくづく感じます。(だいぶ裏切ってますが)
東京で刺激を受けたkozzyに軽く刺激を受けましたので僕も頑張ってみます。
そしたら忘年会にて。
says
>>女将
単純に目的地までの電車でのルートを考えてくれただけで大変助かりましたよ。東京メトロ恐るべし。
佐藤可士和ぐらいのようなディレクターを目指すならまだしも、君のような内への旅を続ける人には俗っぽさなど必要ないのかもしれないです。あくまで僕が言ってることは、デザインサイドからの意見なんでね。
良いパトロン、ディレクターが見つかるといいですな。
says
>>u-ziq
俺もCDなんかを買わなければ、よほど余裕のある生活になるかと思います。でも日常を乗り越えるのに自分の好きな音楽へのモチベーションというのは必要不可欠。ホント、バランスが難しいよね。u_ziqの場合、自分のバンドで音楽へのモチベーションは保ててるんやろうね。
残業や休日出勤によってしかタスクを消化できなかったり、クオリティを保てないってのは、製作現場としてはあまり健全とは言えない気がせんでもないけどね。多くの現場がそうですが。でも、うちの場合は全ての場合がそうではないけど、「良いものを作ろう」という気持ちによるものだったりもします。本当にそれは素晴らしいことですな。
u_ziqは着々と準備ができてるように思います。これからですよ、クリエイターとしての未来は。
says
>>2daaaaan
あんたは数少ないブディの理解者ですわ。特に俺達みたいな人間には、ブディの音が染み渡るよね~。音楽って素晴らしいです。
行きたい場所に友達がいなくたって、全然行けますよ。確かに誰かと共有した方がより素晴らしい状況になる場合もあるけど、日常とは離れた場所で誰にも邪魔されずに純粋なインプットができるのも一人旅の醍醐味じゃないか。俺も経験ないけど、したいとは思います。
本当、僕はいつだって周りの人に恵まれている気がしますわ。周りの人からのいろんな気持ちを裏切ってしまう恐さは常にありますが、よほどのリアリアスト出ない限り、甘いかも知れないけど気持ちをしっかり見せることができれば自分のことをわかってくれると思ってます。まぁ不器用な俺らは、やれることをやってきましょや。













女将 says
色々東京案内とかできればよかったんですけど、ハイスペックなインドアの僕にはあれが限界でした。
KOZYYさんには飯奢ってもらったり、普段行かない所に行くチャンスだったりで、逆にもてなされたような感じで感謝しとりますよ!
俗っぽさの全くない自分を、仕事としてうまく使ってくれる人を探すために、僕もこれから少しづつ外に目を向けて、人脈広げていこうと思いますわ。
12:18 AM - December 25, 2006 返信