MIXTAPE GENERATION: 2007年2月アーカイブ

2007年2月アーカイブ

February 18, 2007 01:26 AM

忙殺

忙殺:多忙なこと。仕事などに追われること。

すごく興味深い言葉です。
この言葉、一体いつできたのでしょうか?昔の人も日常を殺してしまうほど忙しい何かを抱えていたのでしょうか?

僕は今、すごく忙しいです。周りにいる頑張っている人たちを見ていると、「忙しい」なんて僕ごときの人間がなかなか口にできるもんじゃないよなぁ、なんてよく思います。
だから今僕が忙しいって言ってるのは、僕のスペックに対するタスクの量が釣り合ってないってことです。各タスクの処理に時間がかかるから、それだけ長い間僕は稼働していないといけないんです。

年始に掲げたタスク、本当に情けなくなるほど処理できてません。

しかーし、これまでの僕の人生における忙殺事件とは少し内容が違う気がします。過去の忙殺事件も今現在起こっている忙殺事件も、ぶっちゃけ『仕事』に殺されちゃってるわけです。

それでは今回は何が違うのか?それは今回は少なくとも『仕事』自体はある程度楽しめているということです。そりゃあ、どの案件も超やりがいのある内容ってわけではございません。ひたすらコーディングするって日もあるし、明日までにデザインを3案出さなきゃいけないって日もある。それでも、今の職場では、その先に光が見えるんです。
「KOZZY、いつか、おもしろい仕事しようぜ」って上司や仲間が言ってます。
これってすごくシンプルな言葉なんだけど、実は今までどの職場でも聞いたことのなかった言葉。本当にいつかFineな仕事をして、僕のことを知ってる人たちに(もちろん知らない人たちにも)見てもらいたいです。

そんな風に今回は、日常を削らざる得ない状況を作った大きな原因である『仕事』において、そこそこの充実感を得れているわけです。

というより、ここまで書いておいてなんなんですが、僕にとっては、仕事も遊びも一人の時間も全て日常なんですね。プライベートと仕事のボーダーラインが薄くなってきているのは確か。それは良い意味でね。

幸いなことに上司が僕をいろんな人に会わせてくれます。性別も年齢も職業もバラバラですが、どの方もキラキラしております。有名な人も、売れてない人も、稼いでる人も、貧乏な人も、キラキラしてます。僕はそれに触れ、それをデザインに反映させる(させたい)。またそれに触れた人、即ちクライアントやエンドユーザーになる人たちが、僕が感じたのと同じようにFineな気持ちになる(なってほしい)。

そう、僕の思うデザインってのは、僕のLifetimeをデザインするってこと。実際、そう考えるようになってから、歳をとることが少し楽しくなってきた。一体僕はどんなデザインに仕上がるんだろうか。

そんなこともあって、どんなに忙しくたって、僕のLifetimeに彩りを添えてくれる周りの人たちを蔑ろにしてはならないとは常々思ってます。どんなに小さな約束だって守りたいです。僕のトークで笑ってほしいです。できる限りオープンでいたいです。

なんて思ってるのに!! キャパの少なさからか、いろんな大切なものを忘れかけている、失いかけている気がしないでもない......。

一旦、筆を止めよう。キャンバスをいろんな角度から見てみよう。

今、何色が足りないんだろう?

February 13, 2007 01:03 AM

Music Magic

はぁ、あまり今日はあまり書くことがないな。ま、適当でいっか。

■最近購入したMusic
Gutevolk/グーテフォルクと流星群
エレクトロ? ギターポップ? ネオアコ? よくわかんないけど、とにかくドリーミーで、就寝時にもってこいです。
ただ5分もあれば寝てしまうんで、まだ聴いてない曲がたくさんあります。
Aus/Lang
こちらはどうもエレクトロにカテゴライズされてるみたい。何でもいいや、その辺は。
とにかくキラキラして良い感じで眠りに入れます。
ただ5分もあれば寝てしまうんで、まだ聴いてない曲がたくさんあります。
Gwen Stefani/The Sweet Escape
評判通りやっぱりPharrellやAkonって良い曲書く人たちだったんですね。
最近、BeyonceやらRihannaやら「お、これええやん」って思ってた曲が、ことごとくNe-Yoが書いたものだったと知り少しビビりました。
あと「これKANYE WESTの曲に似てるよなぁ~」って思ってたら、KANYE WESTがプロデュースしたTERIYAKI BOYZの曲でした。
そんなこんなで最近、ヒップホップやR&Bという音楽について何やら深く考え中です。
Black Eyed Peas/Live From Sydney To Vegas[DVD]
このDVD、大好きです。僕、一生懸命パフォーマンスする、エンターテインするヤツら、大好きです。だってそれって愛がなきゃできなくないっすか? ライブってぶっちゃけ愛ですよ。え、俺何言ってんの? まぁとにかく楽しすぎるよ、この人らのライブ。メンバー全員踊りまくり。ファーギーちゃん、歌うまいよ。
あと、ライブん時はいつもバンド形態なのもBEPが好きなポイント。なんか生演奏の方がライブ感が増す気がすんだわ。
僕は今までヒップホップのアーティストと言えば、BEASTIE BOYS、Arrested Development、JURASSIC 5、エミネム&D12ぐらいしか見たことがない(XZIBITも見たかも)。あんまりギラギラヒップホップが得意ではない私としては、残すはBEPかな。FUJIかSUMMER SONICに是非!!
まぁ機会があればギラギラも体験してみたいけどね。
そんなこんなで最近、ヒップホップやR&Bという音楽について何やら深く考え中です。
木村カエラ/Scratch
これ超良い。彼女、ちゃんとロックしてるよ、マジで。そりゃ作家陣がすごいってのもあるけど、作家陣だってパンク畑上がりの人も多いことだし、生半可なヤツに力を貸さないと思うんだ。カエラもインディでメロコアバンドやってたし、「人の書いた歌詞は歌わない」なんつってるぐらいアーティストとしてのプライドもあるみたいだし。
僕が「おぉ、カエラいいじゃん」と思い始めたのは、"You know you love me?(カエラが所属していたメロコアバンドの曲)"のPVを見てから。ベタベタの最近のメロコアで、歌詞は英語。いいね、いいねー。
火がついたのは"Magic Music"からかな。『たかくーたかくージャンプーしーてー』という言葉の乗せ方が何故か個人的に超ハマった。
さらに「お、ロックしてんじゃん」感を決定付けたのは、"TREE CLIMBERS"だった。ASPARAGUSのシノッピーが書いた、絶対万人受けしなさそうな曲。これ普通シングルで出さないでしょー。結構コアだよ、この曲は。DC系のエモとかパンクに近い気がする。
今回のアルバムの中では、"Ground Control"という曲がハンパなく良い!! この曲は、UKのパワーポップバンド、FARRAHのボーカルJEZが書いていて、歌詞も英詩(この曲に関しては作詞もJEZ)。ハンドクラップ、Heyコーラス、キーボード、どキャッチーなサビ。こりゃ反則パワーポップです。正直、僕の中でここ数年のFinest パワーポップソングです!
しかしカエラはステージの動きを見てても、結構はじけてる。照れがない。それって結構大きい。
僕、密かにYUIって子の曲が好きで、最近発表された新曲が結構ロックンロールな感じだったんで、「おぉ、ノッてきたね~」なんて思ってたら、たまたまテレビで演奏してる姿を見てガッカリ。棒立ち。シャウト顔も抑え気味。君、歌わされてたの? って思っちゃうよ。シンガーソングライターだろ? ROCKしろ、YUI。
話はそれたけど、その点カエラはテレビでステージを見る限りノリノリなことが多い。その調子、その調子(何げにバックで演奏してるカエラバンドのメンバーが、90年代の日本のパンクシーンのヒーローばっかりだったりするんで、そっちも気になるが)。
ASPARAGUS × BEAT CRUSADERS/NIGHT ON THE PLANET
そんなカエラの"TREE CLIMBERS(『Scratch』収録)"を書いたシノッピー率いるASPARAGUSと、そんなカエラの"Snowdome(『Scratch』収録)"を書いたBEAT CRUSADERSのスプリット。BEAT CRUSADERSのスプリットって何枚あんの? 僕が知ってるだけで6バンドぐらいと出してるね。
でもね、これって超意味あんのよね。あれだけポップな存在でありながらもパンクであり続れるのはその部分があるからなんだ。
僕は「君はパンクがわかってない」的なことを言うのは嫌いなんだけど、安易にBEAT CRUSADERSを批判する人、視野が狭いと思うな。俺は一応何故あの人たちがパンクだと思うのかを説明できるよ。それくらい筋の通ったパンク観はあるつもりさ。
モヒカンがパンクなの?マーチンがパンクなの?皮ジャンがパンクなの?ポリティカルなのがパンクなの?インディがパンクなの?
そんなのに縛られてる自体パンクじゃない気がするけどねー。
The Format/Dog Problems
インディ・ロック、エモ、パワーポップ、ギターポップ......なんだかよくわかんないけど、笑顔になれるアルバム。気分は春だな、春。なんかホフ・ディランに似てるよなぁ。
そういや、ホフ・ディラン、復活したね。新曲聴いたけど超良い感じ。ただし超Weezer。正直なところトラックだけ聴けば間違いなく初期Weezerだと思うね。でもWeezerってそれほど大きいバンドってことなんだよ。
The View/Hats Off To The Buskers
単純にメロディが良いね、このバンドは。最近のUK周辺のバンドの中ではとりわけ健康的な青いメロディや音を放ってる気がする。好きだな、このバンド。
これってポストOasis?ポストArctic Monkeys?違うと思うんだけどなぁ。
Ariel Kill Him/Named After You
北欧エモの重要バンド。音が透き通ってます。これを聴いてると目の前に針葉樹林がや湖が広がります。
ビューティフル・エモ好きからMewやSigurRos好き、はたまたエレクトロ好きまでイケるんじゃないの?

こうやって見るとわけのわからんチョイスでしょ。僕の中では筋が通ってるんですがね。

それではまた。

February 3, 2007 11:59 PM

Strange Day

またまた久しぶりの更新となってしまった。多少忙しいからってダメだなぁ。『継続は力なり』だ。ちゃんと続けないとダメっすね。

今日はなんか不思議な日だった。

朝起きて、まずシャワーを浴びて、友達からに頼まれている自作のMixCDをパッケージングして、少しだけ部屋を片付けて、iTunesとiPhotoを整理して......などなど日頃から溜まっている小さな小さなタスクを消化していました。それによって少し安心。
ただ、会社に向かわなきゃならないのに、一応休日ということもあり、結局家を出たのが昼過ぎになってしまったってのは唯一の反省点でございます。

自宅から最寄りの駅へ向かう道中。雲一つない青空と、冷たい空気と、iPodから流れる今朝弟の部屋でゲットしたAriel Kill Himの音がパーフェクトにリンクして、一人ノスタルジーモードに突入。

梅田に到着。そこでまたまたユルさが出てしまい寄り道をしてしまう。ヨドバシカメラでCD作成用に最適なプリンタブルのCD-Rを物色し購入。

さぁそろそろ会社に向かうか、と休日出勤恒例の地下鉄を使わないウォーキング出勤(From 梅田 to 淀屋橋)を慣行しようと、ディアモールをひたすら南へ向かう。その途中、阪神百貨店の無印良品へ寄り道してしまう。自分の作品をディスプレイするのに何かいい塩梅のプロダクトが売っていないか物色。結局名刺入れだけ購入。無印なので当然なのだが、シンプルでなかなかFineなプロダクトを手に入れたことに少しテンションが上がった。

無印良品ブースを出てエスカレーターへ向かう途中、前にいた女性がいきなりふらつき、後ろ向きに倒れた。一瞬単純に何かにつまずいたのかと思ったけど、目を見ると明らかにその女性が正常な状態ではないというのがわかった。少しビビった。その女性のもとに行き「大丈夫ですか?」「誰か呼びましょうか?」と今考えると果たしてそれは適切な言葉だったのか疑問に思う言葉を投げかけると、女性は「大丈夫です......ちょっとこけちゃっただけですから......」とすごく小さな声で言って僕の手を借りながらゆっくり起き上がった。明らかに目の焦点が合っていなかったし、息づかいも荒かった。店員も事態に気づき、何人か寄ってきた。幸いその頃には女性も少し落ち着いていて、近くの椅子に座り息を整えていた。僕は後のことを店員に任せて、エスカレーターを下っていった。

再びディアモールを南へ向っているとき、DUFFERの店舗を発見。もうすぐオープンすることを知りテンションが上がる。さっきもしかすると生死に関わることに遭遇したばかりなのに、と思った。

ディアモールの最南の出口から御堂筋に出て、淀屋橋を目指す。僕はこの辺りの風景が好きだ。土佐堀川や堂島川を見ながらゆっくり歩く。大阪市役所や日銀周辺でおじいさんたちが描いてる絵を見て、心の中で「ウマ!」と叫ぶ。
中之島公会堂横の遊歩道を、片方づつイヤフォンしてiPodを聴いているカップルを見て心の中で「しょーもなっ!!」と叫ぶ。いや、実際に声に出ていたのかも知れない。

ようやく会社に辿り着き、友達から依頼されているショップサイトの作成準備を始める。休日ということもあり職場はユル~い雰囲気。上司や仲間と仕事についてだったり、デザインについてだったり、人との関わりについてだったり、将来についてだったり、いろんなことを話していると夜になっていた。
この会社はおもしろい。特に上の人たちが。すごくリスペクトしている。たっぷりいろんなことを吸収させてもらわなきゃ。そして僕もそれを誰かに伝えなきゃ。それもデザインなんだ。

そんなことを思いながら、ウォーキング帰宅途中(From 淀屋橋 to 梅田)。信号の前で右往左往しているオジサマに道を訪ねられる。目的地の肥後橋までの道を教えてあげると、オジサマは「ありがとうございました」と言い足早に去っていった。力になれて良かった。
僕も再び歩き出し、往路の続きのAriel Kill Himを聴きながら梅田に向かう。

梅田に着くとタワーレコードへ。今朝、ハマったばかりのAriel Kill Himの最新作を購入。僕のオタッキーな性格を象徴するかのような行動ですな。ハマるときゃハマる。ついでにGwen Stefaniの新作もゲット。グウェンちゃん最高。

そんなこんなで帰宅し、今こうやってこの文を書いている。こうやって文章にすると、他人からすれば、僕はただ休日に会社に行っていただけの何てことない一日を過ごしていたように思うかも知れない。実際そうなんだけど。
それでもだ、僕は日常だっておもしろいなぁって思えたんですよ。この文章に出てくる僕の心境だけを抜き出すと、

  1. ブログの更新を怠ったことによる落胆
  2. 小さな小さなタスクを消化して安心
  3. 家を出たのが昼過ぎになって反省
  4. Ariel Kill Himに感動
  5. 無印でFineなプロダクトをゲットしてテンション上がる
  6. 目の前で女性が倒れてビビる
  7. DUFFERオープンを知りテンション上がる
  8. 淀屋橋の風景を見てなごむ
  9. おじいさんたちの絵を見て「ウマ!」
  10. 幸せそうなカップルを見て「しょーもなっ!!」
  11. 会社の仲間と話してテンション上がる
  12. オジサマのお力になれたようで満足
  13. お気に入りのアーティストのCDを手に入れ満足

とこんな感じ。こんなんでも僕はおもしろいなぁって思うんですよね。皆がどうなのかは知らないけど、人間っておもしろいもんですな。
僕的には、生死に関わる事態に陥っていたかも知れない女性と出会ったあと、すぐにお気に入りのブランドのショップオープンを知りテンションが上がっている辺りが自分自身でも興味深いところです。
さらに言えば、こうやって一日を振り返っている今、あの人は無事だったんだろうか? 無事だったらいいなぁって思うわけです。あのオジサンはちゃんと肥後橋に辿り着けたのかなぁって思うわけです。それがおもしろい。全く知らない人だけど、一瞬関わっただけでそんな風に人は思えるんです。

人は美しくもあり、美しくなんてないのかも知れない。
以前、劇団大人計画の松尾スズキ氏が『親戚が死んだっつって新幹線に乗り込む。その中で読む週刊誌のグラビアを見て「おぉ!」なんつって人は思っちゃうわけですよ。親戚が死んだっつってるときに』みたいなことをおっしゃってました。「だから人間はそんなにシリアスな生き物じゃないんだ」って。それを聞いて僕はすごく気が楽になりました。自分が美しい人間じゃないんだってわかって楽になった。楽しめるようになった。まだまだ堅いって言われますがね。

よくわからない文章になっちゃいましたが、結局、結果的に誰かに嫌な思いをさせたりするかも知れないけど、僕は僕の思うできる限りのことを精一杯やれば(または努力すれば)いいんじゃん? っていう姿勢を再確認したって話でした。

それではまた。

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