短期間ではありますが東京に来ることにした理由として、大阪(というか東京以外の土地)を拠点にして、ある程度大きな仕事をこなせるか?広告的におもしろい仕事ができのか?の検証をしたかったというのが1点あります。
ある程度大きな仕事というのは、やはり大手広告代理店経由で仕事が回ってくることが多く、その大手広告代理店のほとんどはベースを東京においてます。また、広告的におもしろい仕事というのもクリエイティブに対価を払える価値観を街レベルで持ち合わせているのはやはり東京ぐらいしかないんじゃないかって感じるところがあります。
そういう前提で、僕は東京以外の土地から『東京』と対等に仕事をやってはいけないものか?と大阪で日々悶々と考えていたわけです。 少なくとも大阪という土地で東京の大きなクライアントと仕事をやっていたときは、何かモヤモヤしたまま納期に追われ、いつの間にか案件をクロージングすることが目的となってしまってました。うまくデザインワークのイニシアチブを掌握できてはいませんでした。 毎日考えました。僕のデザインスキルのせいか?僕の折衝能力のせいか?うちの会社のスキルが低いからか?うちの会社の立場が弱いからか?東京--大阪という距離がコミュニケーションロスを起こしているのか?きっとそのどれもが原因でしょう。 しかし、それらの多くはまだまだ僕の推測や憶測の域にあるものでした。
で、やっと僕はそれを体で検証できるタイミングが来たってわけです。百聞は一見にしかず。一歩踏み出してみました。
こっちにきて三週間ほど経ちました。まだ三週間だけどそれなりに感触はありますね。いいね、いいねー。 これは貴重な体験です。最終的に自分がどんな答えを出すのかはわからないけど、瞬間瞬間に感じたことを忘れないように書き留めていこうと思います。
現時点では、
- 東京にいるディレクターと大阪の制作に存在する東京--大阪間の距離は関係ないっぽい
- この関係の間に存在する物理的な距離は、ドキュメントを共有することやskypeフォンなどのツールで補えていたんだと実感。
- 東京だとか大手広告代理店だとかにビビることはない
- 確かにこの街や大手代理店には素晴らしいプランナーやクリエイターが集中してて、優秀な日本のクリエイティブのほとんどはここから生み出されている。だけど、東京の、または大手代理店の人間全てが優秀で素晴らしいクリエイティビティを持っているわけではない。船場吉兆よろしく「のれんにあぐらをかいている」人間だって当然いる。僕らは大阪という土地でそれぞれの持つクリエイティブの正義を信じてやってきた自負はある(結果を出せてたかは別にして)。大手代理店の持つ力の大きさはすごく感じるけど、プライドを持って向き合わないと、ずっとなめられたまま。ただ、敵対関係になるのは問題がすり替わっている気がするので注意しないと。あくまでパートナーとして対等にまで関係を持って行こうって話です。
ってことを感じてます。 以前悶々と考えてたことが、少なからず体感できただけでも既にこっちに来てよかったと思います。
さぁもっともっと検証を進めよう。












