この歳になって思います - MIXTAPE GENERATION

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August 28, 2008 12:42 AM

この歳になって思います

お久しぶりです。しばらく更新をしなかったせいかわかりませんが、ご心配をおかけした方々、ごめんなさい。
無職のくせに実はそれなりに忙しくしています。
体も元気です。逆に太ったくらいです。

今年も行ってきました、FUJI ROCK FESTIVAL '08。
いつも一緒に参加している友達に加え、現地で2人の友達と合流。そんなことで、例年より出演ラインナップがどうのこうのって何かと騒がれた今回が、僕にとっては最高のFUJI ROCKとなりました。やっぱりあの空気をできるだけたくさんの友達と共有したいね。参加した友達もすごく楽しんでいたようで、「帰ったら来年のFUJIに向けて貯金する!」なんて言っていた。なんでか嬉しい。来年はもっとたくさん友達が来てくれたらなぁ。

今更なこんな時期に、楽器も弾けない僕が、○○のステージが良かった、なんてことをもう言う気はないです。そんなことは文章のうまい、音楽に詳しい人がいたるところで書いてくれてるはずだから。何より「全部最高やった!」という感想しかないよ。

アーティストそれぞれのライブも満喫したが、今年はFUJIならではのインプットも得ることが出来た。
NGOヴィレッジで行われていた『六ヶ所村ラプソディー』という映画のトークショーに参加した。

DSC_0246.JPG
電力をバイオディーゼルや太陽光等のソフトエネルギーでまかない、
CO2排出量の削減に取り組むAVALONフィールドにある小さなステージで行われました

この映画は名前からも察することができる通り、青森県六ヶ所村の核燃料再処理施設を題材にした映画です。そのときの僕は、六ヶ所村の核燃料再処理施設や原発のことは、親しい人から聞いた話や好きなアーティストの活動からしか知らなくて、自分自身、原発の是非もわからないし、原発や再処理施設についての詳しいことは全くわかってなかった。だからこれがいい機会だと思って参加しました。

トークショーは、映画の監督である鎌仲ひとみさんやアーティストのShingo02、A SEED JAPANの魚住さんらをパネラーに迎えて勧められ、映画『六ヶ所村ラプソディー』についてのこと、核燃料再処理施設や原発のこと、バイオマスエネルギーのこと、マスメディアのことが簡単に触れられ、原発問題をよく知らなかった僕としてはすごく有意義な時間でした。

『六ヶ所村ラプソディー』という映画は、本当にインディペンデントで作られたような映画で、現在も各地で上映会やトークショーが開かれています。
僕も尼崎に帰ってきてから、『六ヶ所村ラプソディー』を検索し、たまたま数日後に武庫之荘の「せいのお」というカフェ(?)で上映会+トークショーが開かれることを知り、参加してきました。
映画自体は、核燃料再処理施設とは? 原発とは? を詳しく紹介するものではなく、青森県六ヶ所村で起きようとしていること、既に起きていることを数年にわたるドキュメンタリーを通して淡々と伝えるようなものでした。少しそれらのことについて予備知識があった方がわかりやすいのですが、トークショーでその辺はカバーできました。
帰りには物販ブースで売っていた核燃料再処理施設や原発のことに関して簡単に説明された本を買いました。
こちらも、FUJI ROCKのトークショー同様、すごく有意義な時間となりました。

トークショーに参加して、上映会に参加して、関連書籍を少しだけ読んで、まず僕が知ったこと。

  • 僕たちは青森県六ヶ所村の核燃料再処理施設や原発について、知らされておくべき多くのことを知らされていない
  • 僕たちは青森県六ヶ所村の核燃料再処理施設や原発について、知っておくべき多くのことを知ろうとしていない

という2点です。
知らされていないというのは、僕がいろいろ知っていく中で、なぜこんなことが知らされていないんだろう、と驚くようなことがたくさんありました。たぶん世の中の多くの人にとってもそうなんじゃないかと思うようなことです。
ひとつの大きな原因はマスメディアの存在です。政府や大企業と手を組み、利権構造の上に成り立っている新聞やテレビのようなマスメディアでは報道できないこと、しないことがたくさんあるということです。

そこで代替となるオルタナティブなメディアの存在が重要になってきます。オルタナティブメディアの代表的なものは今だと圧倒的にブログに代表されるインターネットだと思います。利権構造から外れたところで、真実を発信することができる。だからフリーペーパーでもラジオでもいい。
僕らはもっと知ろうとすれば知ることができるし、発信することもできるんです。
テレビや広告が大好きな僕が言うのもおかしいかも知れませんが、情報は都合よく作られているものです。利権構造の上に成り立つほとんどの人にとって一番大事なのは、地球やそこに生きるものやこれから生まれてくるものより、お金です。
僕は大してお金を持ったこともないけど、この歳になって思います。一番大事なことはそんなことじゃない。
だから、まずは本当のことを知ろうとすること。知ること。それから考える。動く。

トークショーで鎌仲監督も言ってましたが、六ヶ所村の問題を知ることは日本の抱えるいろんな問題を知ることにもなる、と。僕も実際そう思うところがありました。
映画の上映会は今も全国各地でコンスタントに行われています。興味がある人は暇つぶしにでも行ってみてはどうでしょう。
何のイデオロギーの押しつけもありませんし、あってもブレなきゃいい。原発の是非を問うものではなく、知らなかったことを知って、それから考えるための単なるきっかけです。
僕もまだまだわかんないことだらけだし、こういったことに関する活動をしている人にもどんどんコミットしていきたいんで、また機会があれば参加してみたいですね。
もうすぐ大阪では西天満の『ロータスルーツ』というカフェで上映会があるみたいですね。なんかいい感じのお店。

映画上映スケジュール:http://rokkasho-rhapsody.com/_schedule/calender

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このページは、kozzyが2008年8月28日 00:42に書いた記事です。

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