2日目 ~小浜島―石垣島―西表島~
朝起きて、テラスから空を見た。台風は本当に来ているのか?と疑いたくなるくらい気持ち良い天気だった。
そこで、さすがリゾートホテル、プライベートビーチがあるというのでビーチに向かった。
友達は、遊泳禁止の時間だったのにも関わらず、我慢できずに泳いでいた。
僕は僕で、浜をひたすら歩いたり写真を撮ったりしてると、いつの間にか少し雲が出てきていた。ちょっと嫌な予感。
チェックアウトの時間が近づきホテルに戻ると、既に従業員の人たちが台風対策に奔走していた。僕らにはそこまでの状況に見えなかったんだけど、やっぱり地元の人はわかっていたみたい。
- 日本とは思えない風景
チェックアウトすると同時に、レンタサイクルを借りた。もちろんちゅらさんスポット巡りのためさ。
「うぉ~、こはぐら荘や~」「あ、シュガーロードはあっちや~」「え、あれがかずやの木!?」など、多少引き気味の友達を無視して僕は興奮しっぱなし。
でもこれが意外に、島のあちこちのちゅらさんスポットに観光バスが止まっていたり、僕みたいにテンションが上がってる人がいたんですよ。小浜島は『北の国から』における富良野みたいなもんなんだ。ちゅらー(僕はちゅらさんファンをこう呼ぶ)たちと語り合いたかったな~。
しかし、この日はお隣の西表島へ向かわなきゃならない。ちゅらワールドから去るのを惜しみつつ、港へ向かいフェリーに乗り込んだ。
西表島は小浜島のすぐ隣なんだけど、今回利用するフェリーでは小浜島→石垣島→西表島というルートをとらなければならない。船は、明らかに1日目に乗ったときより揺れた。やっぱじわじわ来とるなぁ、アイツ......。
- ちゅらーのみんな!えりぃたちの家だよ~
- 小浜島から望む西表島。ちゅらーのみんな!
実はこの写真にはかずやの木も写ってるさ~
島に着き、ホテルパイヌマヤリゾートからの送迎バスに乗り込み、ホテルに着くまでの30分間をずっと運転手さんと話していた。台風のこと、島の生活のこと、出身地のこと、いろんなことを話した。
ホテルに着き、チェックインの手続きが始まるかと思いきや、なんとも言えぬ表情で従業員の人が台風についての状況を話してくれた。
僕ら内地の人間が感じるより台風の規模や勢力はずっと大きいらしく、今すぐにでも石垣島に戻っておかないと、もしかすると船が動かなくなり島を4、5日は出れないかも知れません。ツアー会社に相談するか、ご自身で石垣島の宿を探すのが懸命かと思われます、とのこと。
一度作戦を練るために部屋をお借りし、諦めつつも一応ツアー会社に電話してみるが案の定自分たちでなんとかしてくれ、とのこと。西表島から石垣島へ戻る最終の船の時間はもう近づいている。宿が決まってない状態で石垣島へ向かうか、長期滞在を覚悟でここに残るか、早く判断しないといけない。
ツアー会社があてにならなかったことや、翌日泊まる予定の石垣島のホテルも現時点では満室だということをホテルの人に相談すると、その人が個人的に石垣島に遊びに行く際に利用している安い素泊まりホテルをおさえてくれました。
その上「もしかするとツアー会社から返金されるかも知れませんから」と、宿泊しなかったことを証明する不泊証明書というもの書いてくれ、僕たちや他のお客さんを車に乗せて港までぶっ飛ばしてくれました。
このホテルの方々の対応には感動。予期せぬ長期滞在になるかも知れないことを危惧して一緒にいろいろ策を練ってくれたり、チェックインもしてないのに部屋や電話やインターネット端末を貸してくれたり、宿を探したりおさえてくれたり、30分かかる港まで車を飛ばしてくれたり。これらってこのホテルの人たちには全く利益にならないこと。
長期滞在をしてもらうとその分宿泊代もとれるだろうし、宿泊しないやつに部屋や電話を貸したり、ましてや宿を手配してやる義務もないし、着くなり「やっぱ宿泊せずに帰ります」なんてやつらを港まで全速力で送る必要もない。
うん、本当に素晴らしい人たちだ。僕らだけじゃなく、来る人来る人に同じように対応してたんだからそりゃ大変だったろうな。こういった仕事の姿勢は僕もおおいに見習うべきだ。商売というのは単純にお金と物を交換するということではないよな。
次に西表島に来るときも是非こちらでお世話になりたいな。
- テラスから見える西表島のジャングル。
あぁナイトトレッキングツアーやカヌーツアーもあったのになぁ......。また来ます
そんなこんなでなんとか石垣島へ向かう最終フェリーに間に合った。西表島の滞在時間は2時間程度。雄大なジャングルを背に泣く泣くさらに揺れを増した船に揺られて西表島をあとにしました。
石垣島に戻ってくると早速ホテルの人に手配してもらった素泊まり旅館ふがらっさへ電話する。メモに書かれた電話番号が携帯番号だったことに気づく。どんなとこやねん......少し心配になったけど着いてみると全然OKな感じ。
むしろこんなくらいの宿がいい。オキナワン・フェイスのさわやかなオーナーさんも優しい。「沖縄の人ねぇ?」(僕の名前を知って)、「本場の台風を味わうといいよ~」なんて話しながらチェックインを済ませ、簡単に旅館の説明を受けてから、部屋に入る。
さぁ後はもう飲み食いするぐらいしかやることがない。石垣島と言えば石垣牛が有名。オーナーに石垣牛が食べれるお勧めのお店を教えていただき、街に出る。
ところがだ、いくつか教えてもらった石垣牛の食べれるお店は全部予約でいっぱい。それどころか、手当たり次第入ったどのお店も予約でいっぱい。Why? まぁまだ明日もあるからと普通に沖縄料理の食べれる居酒屋で食事を済ませました。ラフティーうめぇ。
あとは帰りにコンビニでお酒とおつまみ(コアラのマーチ)を買って帰り、部屋でグダグダして、台風がそれることを祈りつつ眠りにつきました。
- 酒が入って、カメラについて熱く語るオッサン












