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MY ROOM IS MY WORLD | 2008 October

皆さんもご存知の通り、サブプライムローン問題やリーマン・ブラザーズ破綻などの影響による、アメリカの金融危機が騒がれております。僕みたいに、それらの詳細を理解してなくて、また実際に自分の生活にはほぼ影響を感じない人でも、(見せかけの)経済大国アメリカがこれほど狼狽えている姿はそうそう見たことがなく、今がどれほどの事態なのかは多少感じることができると思います。

マイケル・ムーアが最新作『シッコ』で取り上げている悲惨な医療危機や、貧困層の若者を使った「民営化された戦争」など、僕も含め多くの日本人が大好きなアメリカの実情は悲惨なものなようです。
アメリカの市場原理主義の終焉かと思われる今、実際の生活への影響をまだあまり実感できない僕みたいな人でも、日本の近い将来への不安は募る一方です。こりゃマジで人ごとではないなと。

僕は何をすればいいのか?
近頃のいろいろな金融・経済に関わる事件で、わかったことや感じたこと。

  • 市場原理主義は結局うまくいかないということ
  • ドルが信用できないこと
  • この国の政府が頼りないこと
  • お金持ちたちはやっぱりお金が一番大切だということ
  • 自分の身の丈以上のお金を扱う恐さ=マネーゲームの恐さ

それらを考えると、今現在の僕の漠然とした目標としては、地域(地元)でお金を回す仕組みを考えることです。
開放経済や規制緩和などによるグロバリゼーションが席巻し、世界には「格差」というゴツゴツとした岩肌がそこら中に露呈しました。高い高い山の頂上か、深い深い谷の底にしか人影が見えなくなってしまった。人が消えた土地はやがて荒果て、花や草も咲かなくなるでしょう。
だから、僕らは周りの人と手を取り合って、谷の底からでも信頼できる地域社会を作らないとダメだと思うのです。高い山の上から命令されたり、知らぬ間に搾取されるなんてFuck Off。

そんなことで最近、地域でお金が回る仕組みとはどんなものなのか?どういうことなのか?を考えるようになりました。 ものすごくシンプルな例を挙げれば、

  • 地元で買い物をする(なるべくスーパーではなく八百屋さんとか魚屋さんとか)
  • メガバンクではなく地域の信用金庫を利用する
  • 地産地消(地域で生産された農産物や水産物をその地域で消費すること)を心がける

などです。実にシンプルです。

だけど、インターネットによって隅々までグロバリゼーションの波が行き届いたこの世の中、この大変便利な消費生活を捨てるのはなかなか難しいものです。

  • 本やDVDやシャンプーだって、安く買えて、送料無料で早く届く(プライム会員の場合)、アマゾンは超便利
  • 全国にチェーン展開してる飲食店も大好き
  • 大手メガバンクのネットバック機能も超便利

もう市場主義経済の恩恵を受けまくりです。僕なんて地元にはお金をほとんど落としていない。

しかし、そういった一見便利な消費活動とは一体どういうことなのか?難しいけどちゃんと考えないといけません。

  • 僕がアマゾンや他のショッピングサイトから物を買うほど、お金は外(または中央)に流れ、また輸送距離分の二酸化炭素を排出することになる(フードマイレージの問題と同じですね)
  • 大型スーパーは、地元の店を閉店に追いやり地域を衰退させると、何事もなかったかのように、また次の場所を求めて去っていく
  • 地域の信用金庫にお金が集まらないと、地元のお店が融資を受けることができない

そうやって、僕らの日々の消費活動は社会にも地元にも影響しています。
だから、もし政治や経済の知識や興味がなくても、頭を使った消費活動をするというだけで社会活動になっちゃいます。そう考えると、なんだか考えることが楽しくなってこねぇ?

僕としては、なんとかテクノロジーを排除することなく、うまく地域でお金が回るような仕組みが作れないかを考えることが課題です。大きな大きなデザイン。

しかし難しいわ......。敵は、煩悩。
合い言葉は「足るを知る」。

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先週の土曜、フットサルをしました。
昔勤めていた会社の人に誘われて、以前はちょくちょく参加させてもらってたんだけど、一つ前の会社ではあまり休みもなくてほぼ参加できてなかったので、すごく久しぶりに参加してきました。

いや~楽しい!サッカー超おもしろい。

僕はスポーツの中で観るのもプレイするのも含めて好きなスポーツと言えば、野球とサッカーとバスケです(今回は球技限定)。
野球なんて間違いなく日本じゃ一番市民権を得ているスポーツですし、サッカーやバスケに関してもルールがわからない人はいないくらい定着したスポーツだと思います。

ときどき、野球やサッカーの魅力を語るのに、「最後まで何があるかわからないのが野球だ!」(同様に「最後まで......サッカーだ!」)とか言う人がいますが、そんなのはほとんどのスポーツに共通する魅力であって、そのスポーツ特有の魅力でもなんでもありません。

しかし実際には、それぞれの競技にはそれぞれの魅力(人によって違うけど)があります。
僕的な野球の魅力は、スーパーヒーローの存在です。団体対団体の戦いなのに、一人の強打者が毎打席ホームランを打ったり、エースがノーヒットノーランをすれば、それで試合が決まったりします。もちろん他のチームスポーツにもスーパースターは存在しますが、野球ほど一人の力が勝敗に影響するチームスポーツは少ないと思う。だからこそ、チームスポーツであるにも関わらず一対一の戦いにもすごく魅力がある。

サッカーの魅力は、まさにチームプレイだと思います。チームで同じイメージを共有し続けないと勝つことができない。全員がいくつも先のプレーを一瞬でイメージし、走り、またイメージを更新して、また走る。野球のように攻守の順番があるわけではないので、常にイメージを描き、状況に応じて更新しながら走り続ける。そうしたスピードとイマジネーションの中で、トランス状態に陥る。バイオリズムとテンションとイメージが最高の高さで交じり合ったとき、観客もプレイヤー自身も想像がつかないようなスーパープレイが生まれる。

なんか、そう考えると日本人にはそういったスポーツより野球の方が向いている気がします。リズム重視の欧米・アフリカ人と、叙情性を好む日本人。ただの推測だけど、こう考えるとおもしろい。

フットサルの帰りに、駅の近くでお好み焼きを食べました。客のオッサンに水をついでもらったり、店のオバちゃんがサービスで柿を出してくれたり、その代わりに、オバちゃんが昔エステティシャンだった話を聞かされたり、地元のお店らしい緩い雰囲気で楽しかったです。

ほら、ここにもバスケ好き(!?)のオバちゃん。やっぱ流川だよね~。
野球中継(巨人対中日)を観て、落合が嫌いという理由で必死に巨人を応援してました

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昨日、高校時代のサッカー部の友人宅にお邪魔してきました。友人は昨年結婚し、尼崎市内の新築マンションに住んでおります。ちなみに奥さんと僕は中学生の頃からの同級生でもあります。今、お腹にベイビーがスタンバッており、妊娠8ヶ月。
特に心配することもない二人でしたが、実際に新婚生活が順調なようで良かったです。

彼らの新居でひとつ嬉しい発見をしました。僕が、二人が結婚したときにデザインしてプレゼントしたポスターが飾ってあったことです。

ここしばらく、仕事のせいもあってか、自分のデザインしたものに対してリアクションやフィードバックがあまり得れないことに慣れてしまってました(中小レベルのWeb制作現場の悪い傾向です)。自分のデザインしたものがどう受け取られ、どう使われていくかを考えないようになっていた。そんなだから、「なぜ、俺はこんな仕事をしているのか?」と、自分を見失ってしまうことも多々ありました。

で、友人の家に飾られていたそのポスターを見て思い出した。デザインする意味を。
嬉しかったなぁ。自分のデザインしたものが、ちゃんと喜んでもらえてるのを実感できることは本当に少ない(もちろん自分の力量不足もあります!)。
ポスターはリビングのよく見えるところにちゃんと飾っててくれた。結婚して新居で暮らし始めてから、ずっとそこに飾ってあるんだと教えてくれた。彼らの新しい人生のスタートラインに一緒に立ててたということだ。 いいねいいね。

さて、休憩もしたし、そろそろまたデザインの道に戻りますか。周りの子はずっと先まで行っちゃってる。
焦らずリハビリして(焦れよ!)、なんとか追いつこうと思います。

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毎日毎日、衆議院の解散総選挙が騒がれていますね。連日「麻生内閣の支持率は○○%で......」とか言ってますが、あの数字はどっからとってきたんでしょう?世論って何?具体的に誰の意見なの?僕の意見は?あなたの意見は?
国はろくに情報公開しないし、マスメディアは頼りなく信用できないし、だから世論も育たないし、そもそも僕ら国民もさほど興味ないのかも。

先日、毎日放送で深夜に『映像'08「なぜ警告を続けるのか 京大原子炉実験所・"異端"の研究者たち」』という番組があった。その翌日、読売新聞に「原発計画推進に追い風」みたいなことが載っていた。

これってなかなか珍しいんじゃない?原発に関する報道は本当に少ないと思う(最近、核廃棄物の地層処分のCMをよく見ますけどね......)。僕みたいに世の中にさほど関心なく生きてると、原発に関する話はほとんど耳に入ってこない。入ってくるのは「今流行の○○特集!」「××と△△が不倫デート!」。アホか。
「そりゃ報道するほど何も進展もないし関心もないんじゃないの?」と思う人もいるかもしれない。それは違います。僕は体感した。
以前、青森県六ヶ所村の核燃料再処理施設のことを書いたとき、当ブログ史上最も多くアクセスがありました。備忘までにまとめて書いたものだったので、多少申し訳なさを感じるくらい。 どんなキーワードでその記事にアクセスされたのかを解析すると、「六ヶ所」「再処理」「核燃料再処理施設」「トイレのないマンション」など。あんな精度の記事にもこれだけアクセスがあるということは、賛成・反対を別にして、それくらい関心のある問題だというのと同時に、情報がいかに不足しているかということでもあります。 だから、とにかく情報を公開してほしい(もちろん受け身だけじゃダメ)。報道してほしい。それを受け取ってほしい。で、考えて、意見を言ってほしい。国の言うことには見え透いたプロパガンダもあるし、盲目的に反対している側の情報もあるでしょう。だけど判断するのは国民一人一人。

で、昨日、原発に関して最新ニュースが入ってきて、僕にとっては嫌なニュースだった。また原発が一個できるっぽい。こんなニュース
いくつか他の記事も読んだけど、山口県は、中国電力からの上関町で計画する原子力発電所の建設用地を造成するための申請に対し、法的な問題があるかどうかの審査をしただけのように思える。26年もの間その是非を検討し、その間に町民を賛成派と反対派に分断してしまった問題なのに。
「原発推進が国策だから」。じゃあ県の仕事なんなのか?この国の政治はトップダウンなのか?民主主義はただの多数決なのか?少数派の思いの量や質は考慮されないのか?......わからん、それが民主主義なのかも。

僕は原発の何に引っかかってるのか?
今いろいろな議論がありますね。

  • 諸外国からかけられる核武装準備疑惑
  • 二酸化炭素排出削減の疑問
  • 各オルタナティブ・エネルギーの実用性

どれに対しても、どっち側からも「バカ言ってんじゃないよ!」って意見が飛んでくる。正直、僕みたいな一般人は政治や経済や科学の専門家じゃないから、判断できないことがたくさんある。

だけど、そんな僕でもこれだけはダメなんじゃないかと思うことがあって、それは放射性廃棄物の処理問題です。前に原発に関する記事を書いてから、意見や情報を頂いたり、少しはいろんなサイトや本を読んだけど、この問題だけはまだハッキリ解決できてなく、できそうな気配もありません。
高速増殖炉やプルサーマル計画が動きだすと全て解決できるのかなぁ。地層処分によって、人間の手に余るような恐ろしい重荷を何万年も未来まで背負わせていいのかなぁ。僕だったら先祖たちを呪うね、きっと。
そうだ、そこだな、たぶん。何万年も未来まで重荷を背負わせなきゃいけないくらい手に余るものを使ってまで、今の贅沢を続けなきゃならんのかということ。

とか書いている今だって僕は電気を使ってる。
賛成派の頭のいい人。未来に重荷を背負わせることなく現代人のShitを処理できるトイレは作れないだろうか?
反対派の頭のいい人。一体どんなレベルの生活だったら、原発に頼らなくていいんだろう?わかりやすくモデルを提示してくれないかな?

そんなのを踏まえて、「原発賛成!」「原発反対!」って意見が飛び交うような状況になればいいのに。
ゴールデンでそんな番組があったらなぁ。

さて、こんなときは美しいうたを聴いて、心を静めましょう。マイ・フェイバリット・ビーティフルソング、ベスト3です。

グッドバイ / Toe──昨年のフジのホワイトステージ。あのとき、ほんとに空は白かった
Falling / Buddhistson──目を閉じると、瞼の裏に星空が広がるよ。いやいやマジで
Glosoli / Sigur Ros──ただただ美しい。例えるならエンヤ meets ロック

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『国のない男』 著者:カート・ヴォネガット

少し前に読書感想文を書いた『猫のゆりかご』のカート・ヴォネガットの遺作となったエッセイ集『国のない男』です。

いくら彼が偉大な作家と言っても、その存在を亡くなってから知った僕のようなヴォネガット初心者が、小説ではなくエッセイを読んで、彼の空気をうまくつかみ取れるかが心配だったんだけど、実際読んでみると、彼のSF小説を読んでるのとさほど変りなく彼の言葉に没頭できました(ただアメリカ人のジョークはよくわからん......)。

まだ『猫のゆりかご』しか読んだことがなくても、あ、これヴォネガットっぽいなぁって思うところがいくつもありました。というかエッセイなんだから、そこにヴォネガット本人を感じることができるのは当たり前の話で、逆に、彼の作品には驚くほど彼の人間性がよく滲み出ていたんだということに気づきました。
アメリカ批判、現代文明への警鐘、人間主義、ユーモア好き、音楽への愛......。

このじいちゃん、すごく魅力的な人だったんだなぁ。

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