『猫のゆりかご』 著者:カート・ヴォネガット
昨年他界した現代アメリカ文学を代表する作家の一人といわれる、カート・ヴォネガットの1963年の作品です。内容はSF、書かれたのも45年も前なのに、超スッキリ読めました。
SF小説なので、荒唐無稽とも思える設定や台詞やアイテムがいろいろ登場しますが、そのどれもが戦後の世界が抱える様々な葛藤のメタファーであると解釈すると、ストーリーから振り落とされることなく没頭して最後まで読めました。
僕は村上春樹の『海辺のカフカ』が好きなんですが、彼がヴォネガットの影響を受けているというのはよくわかる気がしました。
今作が僕の初ヴォネガットでしたが、こりゃいい出会いになりました。













