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MY ROOM IS MY WORLD | 2009 January

イスラエルとパレスチナ

イスラエルとパレスチナのことに関しては、もとを辿れば、ユダヤ人が世界中に離散させられた2000年以上も遡ったりしてしまって、もう「ユダヤが悪い」、「アラブが悪い」とか一概に言えるものではありません。
イスラエルでも、パレスチナでも、ナチスのホロコーストでも、あまりに多くの命が奪われ、今なお奪われ続けてます。憎しみの連鎖です。

でも、そんなことは世界中にいる傍観者の常套句でもあります。そんなこと言ってても何の解決にもならない。
もちろん、ヤハウェやアラーだって、キリストやブッダだって、教祖様や大先生だって、何も解決してくれないと思うよ。

僕は何ができるのか考えよう。自己満足でも、何もしないよりは後悔しない。
まずは、何が起きてるのか知りたい。イスラエルがガザを爆撃する理由より、そこにいる人々の現状を。

次に何ができる?
署名?
キャンドルを灯す?
不買運動?
なんだろう。

『六ヶ所村ラプソディー』の鎌仲ひとみ監督のブログ
ガザの写真が転載されています。ものすごく凄惨な写真ですが、これが現実なようです。見たくない人は見ないでください。
ガザへの空爆と地上侵攻に反対するインターネット署名
既に45万人くらいが署名してるようです。
ガザ封鎖の解除を求める署名
人道危機を引き起こしているガザ地区の完全封鎖に抗議し、封鎖を解除して食料・燃料などの生活物資の搬入を許可することをイスラエル政府に強く要求することを要請します。
ガザの平和を祈るピースナイトキャンドル
イスラエル大使館の前での、無言の抗議活動のようです。

トップリバー

なんか、不況不況って言われだしてだいぶ経つ気がしますが、それでも常につい一ヶ月前よりも着実に状況が悪くなっていってるように思います。
「派遣切り」によって年越しさえ安心して過ごせなかった人が大勢いましたし、自動車産業を中心に3月までに8万5000人の非正規雇用者が失職するとも言われています。
天然ロストジェネレーションな故、不況の最中あまり実感のない僕でも、年末あたりから求人サイトから送られてくる求人情報が激減しているのを見て、珍しくゾッとすることがあります。「あれ、俺、ヤバくねぇ!?」って(果たしてそれが不況と因果関係のあるものなのかはわかりませんが)。
まぁ幸い手に職らしきものはあるので、もしどうしようもなくなったとき、選ばなければ仕事はありますけどね。

世の中がそんな暗いムードに包まれている中、先日の『カンブリア宮殿』で特集されていた農業生産法人・有限会社トップリバーという会社は、一筋の光となるのでしょうか。

トップリバーは超ざっくり言うと、農業の会社です。都会から「農業をやりたい」という若者を連れてきて、正規社員として雇い、育成し、野菜を作り、市場を通さずに直接取引をして儲けを出す、というもの。

昨今のソーシャル・アントレプレナーの登場や活躍にも似た匂いを感じるのですが、持続性のある仕組みを作るとき、「儲かる」というのは非常に重要な要素な気がしますね。
トップリバーが儲かる仕組みに関して詳しいことまではわかりませんが、耕地をレンタルしたり(小作農の逆転的発想?)、市場を通さず直接取引するあたりがポイントっぽいです。

また「やる気ある都会の若者を正社員として......」というのも見逃せないポイントです。
トップリバーの考える社員の理想的なキャリアパスとしては、入社して5〜6年の間に農業を学び、その後モーニング娘。的に言う「卒業」という退社をして、各々が独立して農業を始める、という流れのようです。いずれはトップリバーと独立した各々との横の繋がり・ネットワークを形成できればと考えておられるようです。
必ずそのキャリアパスを辿らなければならないわけではないですが、「農業がやりたい!」という若者にとっては、将来へのヴィジョンを描き易い魅力的な仕組みだと思います。
新卒の内定が取り消されたり、正規雇用者だってリストラに怯えなければならない現在の雇用状況において、雇用対策のキーになるのは環境・農業産業と言われていますが、まさにそれを体現してみせてるのがトップリバーじゃないでしょうか。
それにトップリバーは長野県の会社ですから、地方に雇用機会が生まれているということも重要なポイントですね。

サステナブルな社会・仕組み、わずかな地方分権の機運の高まり、雇用対策のキーに挙げられる環境・農業産業などなど、なんだか僕的にいろいろ気になるデザインのヒントがこの会社・仕組みに隠れている気がします。
さぁ、トップリバーはこれからどうなっていくんだろう。楽しみです。

いつの間にか自分が入社してたりして。

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ここ10年以内くらいで「環境問題」や「エコ」や「地球温暖化」という言葉が定着し、今やブームとまで呼ばれるほどになりましたが、ここ1~2年くらいは「環境問題はウソ」ブームの時代です。
「環境問題はウソ」派の代表格と言えば、著書も売れ、メディア露出も多い武田邦彦という人じゃないでしょうか。

武田氏の主張は、「国民は国やメディアや企業に騙され、搾取されている」「私はそれを『日本国民総家畜化計画 』と呼ぶ」といったものです。
いくつかの間違った環境問題認識の事例を手に、彼の主張はエコ一色の世の中にうまくカウンターとして機能し、武田氏の言う「家畜」、即ちプロパガンダやイメージ戦略に踊らされている人や、もともと環境問題やエコを疎ましく思っていた人から多くの支持を得たようです。

確かに最近では「CO2の排出量と地球温暖化の因果関係はない」という説もメジャーになってきてるし、彼の指摘している間違った環境問題認識には、国やメディアや企業から発信される情報より信憑性のあるものもいくつかありそうです。

しかし、中には明らかに都合良く集められたデータや矛盾などもあり、彼の登場にはプチ反体制的なキャラクター以上の威力はないように思います(まぁこの先どうなるかわかりませんが)。
また、環境問題のウソや国や企業の搾取を指摘するだけで、代替案となるヴィジョンを示せてないのも残念です。間違った環境問題認識があるからと言って、地球上に環境問題が全くないわけでは全然ないし、もう少し建設的で長期的なプランを示してほしいです。

まぁ、こんなふうに「環境問題はウソ」派の登場は僕にとっては新しい発見の少ないものでしたが、「国やメディアや企業に騙されるな」ということ、「何も考えないなら、飼いならされた『家畜』と同じだ」という意見に関しては、僕も共感します。
福沢諭吉が言うように、自由な気風が多事争論の中にあるならば、武田氏の主張はカウンター的主張としての機能を十分果たしたんじゃないでしょうか。

しかし、もっと他の主張があってもいい気がしますね。今度は建設的で長期的な主張が。

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Slowdance
-Wisely And Slow, They Stumble That Dance Fast-

Buddhistsonの新作『Slowdance -Wisely And Slow, They Stumble That Dance Fast-』。本当に、本当に素晴らしい。
このアルバムをこれから何度も何度も聴いて、一曲一曲が自分の中でどう熟成されていくのかわからないけど、前作同様、一生聴き続けるアルバムとなりそうな気がします。

今作でも大々的なプロモーションや全国ツアーこそありませんが(大阪・名古屋・東京はあるよ)、きっと前作同様、大切な人から大切な人へ、ジワジワと暖かい音の輪が広がっていくんじゃないでしょうか。
大切な誰かにプレゼントしたくなる、そんなアルバムなのです。

芸人

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、僕はお笑いが大好きです。お笑い・お笑い芸人を愛してやまない、ただのオッサンです。

最近、改めて「芸人」という仕事が格好良く思えて仕方ありません。
大きな要因としては、ここ1〜2年の間に、僕ら関西人がずっと見てきた芸人であったり、お笑い好きだけが知るマニアックな芸人が全国的にブレイクを果たしているからでしょうか。千原兄弟、なだぎ武、ジャリズム、バッファロー吾郎、TKO、ケンコバ、矢野兵藤の兵藤、吉本新喜劇座長の小籔千豊などなど、数えあげればきりがありません。

特に僕が「芸人」という仕事に改めて羨望の眼差しを向けるきっかけとなったのは、兵藤と小籔のブレイクです。
この二人の全国的評価に繋がるきっかけと言えば『人志松本のすべらない話』です。この番組は、ジュニアやケンコバや宮川大輔やほっしゃん。らの才能もお茶の間に知らしめることとなりましたが、彼らは兵藤や小籔とは違って、この番組以外でも全国的露出のチャンスがありました。
だから、兵藤と小籔の二人が『人志松本のすべらない話』でブレイクしたことには大きな意味があるのです。全く顔を知られていなかった二人が、ただ単純に「おもろい話」をして全国区で認められた。

先日NHKで放送された『新春放談2009』という「テレビの明日を考える」という主旨の番組で、箭内道彦さんが「芸人さんってむき出しですよね」って言っていました。芸人とは生き様そのものだろう、と。
本当にそうだと思います。特に話芸。話芸においては、もちろん表現する様々な細かい技術は必要だけど、それよりいかに「芸人」として生きているかの方が大事な気がします。
そんなふうに考えると、改めて芸人という職業はなんてストイックでカッコいいんだろうと思いました。

前述の番組では、「芸人の力≒人間力」という流れから、「人として未熟なまま舞台に立っちゃっている人もいる」といった、昨今のショートネタ中心のネタ番組ブームを憂いての意見もありました。本当に同感です。
ただ、それは「未熟な若造がまだ早ぇんだよ!」ってことではなくて、「ブームの状況に溺れることなく、芸を、人間を磨けよ」ってことだと思います。

最近「あぁうまく乗り切ったかも」と思うのが、オリエンタルラジオです。オリラジの芸は僕的にはタイプではないのでおもしろいと思ったことこそないのですが、彼らが爆発的に支持された頃、僕みたいな自称お笑い通から一斉に標的にされながらも、とにかく用意された場数を夢中でこなしたことで、過剰な賞賛ややっかみ含みのヤジにもぐらつかない安定感を手に入れた気がします。彼らが本当の意味で化けるとすれば、ここからです。

いろいろ偉そうに言ってますが、僕ら自称お笑い通なんて所詮素人。テレビの前でワーワー言うてるだけです。エンタ芸人だの、キャラ芸人だの、一発屋芸人だのなんと言われてようが、むき出しで夢に挑む彼(彼女)らはみんなカッコいいです。

2009年、年始から暗いニュースが飛び交ってますが、お笑い大国ニッポン、是非芸人の皆さんに盛り上げてもらいたいものです。

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mrimw_20090105_01.jpg

Lmagazineの最終号。表紙を見たとき、ちょっと泣きそうになった。
とうとうエルマガジンが、31年の歴史に幕を下ろすときがきた。
31年って僕より先輩やんか。すごいな。

考えてみると、いつだって僕の側には知らぬ間にエルマガジンがあったように思います。
少しの間東京で過ごした昨年の夏、帰ってきた地元のコンビニでエルマガの表紙を見つけたとき、なんだかほっとしたのを思い出します。

エルマガをみて、美術館を巡り、
エルマガをみて、神戸や奈良や京都へ行き、
エルマガをみて、カメラを手に近所の路地を歩き、
エルマガをみて、山を登り、
エルマガをみて、おいしいものを食べました。
エルマガは、僕のマスターピース。

エルマガは、後発の関西向けカルチャー情報誌とは違い、他のメディアでは取り上げられそうにもない関西の隅々の「日常」を切り取り、在阪メディアならではの親近感や優しさがありました。

僕は雑誌好きとしての観点からもエルマガという雑誌が好きでした。
情報誌でありながら、お気に入りの号は捨てずにとってある数少ない雑誌です。
在阪メディアであること、デザインが良いこと、広告が少ないこと、今になって改めて考えると、こんなくらいしか言葉に出来ないのが非常にもどかしいのですが、他にもなんとも言い難いエルマガ独自の魅力がたくさんありました。

公式な発表によると、休刊の理由は、最近創刊した新雑誌に力を入れるためとなっているようですが、実際がどうであれ、今の時代は書籍や雑誌などの紙媒体が生き抜くのが非常に厳しい状況のようです。
僕自身、書籍や雑誌を愛していながらも、DTPの世界からWebの世界へ移り、その中でも、きっと紙媒体でしか体験できない何かがあることを信じて、紙媒体とWebを始めとする他メディアとの共生について考えてきましたが、到底明確な答えなど出てきません。
また、昨今の世界的な金融危機の影響が実体経済までに及び、そんなとき真っ先に影響を受けるのが広告業界だとも言われています。広告費の削減によって影響を受けるという意味では、雑誌だけじゃなくWebとて同じことです。
ホント、僕は人の心配してる場合じゃないっすよね......。

あくまで『休刊』という言葉を信じ、またいつかエルマガが戻ってくることを願っております。
エルマガジン様、31年間ごくろうさまでした。
そして、ありがとうございました。

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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

まずは、ガンバ大阪、天皇杯優勝、おめでとう!というか、ありがとう!
2008年シーズン、Jチームの中で一番厳しい殺人的過密スケジュールの中、最後の最後、満身創痍で苦しみながらもなんとか「優勝」という結果を得たことは、リーグでの成績が芳しくなかった彼らが、正真正銘の「強い」チームであることを証明しました。
2009年、行ったれ、行ったれ!ナビスコ優勝、Jリーグ優勝、ACL2連覇!
俺も頑張らんと。

で、話は変わりまして。
2005年からブログを書き始め、毎年各年のヘビーローテーション・バンド・ベスト5を書いてきてるので、2008年分も書いておきます。

過去のランキング

僕はLast.fmという音楽系SNSを利用してまして、iPodやiTunesで再生した音楽の様々なデータをとっています。
その中に、過去12ヶ月間によく聴いたバンドのランキングがあるので、それをもとによく聴いたバンド・ベスト5を挙げると、

  1. Buddhistson (822)
  2. Perfume (717)
  3. Death Cab for Cutie (489)
  4. Comeback My Daughters (487)
  5. Set Your Goals (479)

※( )内の数字は、曲を再生した回数

となりました。
1位のブディストサンは、2005年から4年連続のランクイン、4年連続1位です。今回の結果を受けて、改めて自分がいかにブディストサンが好きかを再認識しました。さすがに自分でもびっくり。
あと3、4日もすれば、超待望のニューアルバム『Slowdance―Wisely And Snow, They Stumble That Dance Fast』がリリースされる(Tシャツ付きセットを買うため、わざわざディスクユニオンで購入!)し、2009年もブディがランクインする可能性大アリやな~。

ニューアルバムもだいぶヤバそ~。
"Wisely and Slow "は"Falling"級名曲かも。

2位はパフューム。この結果にも自分でびっくり。今までアイドル(?)にハマったことなんてなかったのに、まさか30歳で......。
最初はメンバーの顔も知らず、"ポリリズム"や"チョコレイト・ディスコ"などの楽曲の良さでCDを手に取れたことが、オッサンの僕にとってのギリギリの救いですね~。
今こうやって振り返ると、僕にとってパフュームのどこが魅力的なのか、非常にハッキリわかってきた気がします。
特に、高い音楽性とアイドルとしてのポピュラリティを両立している点や、リップシンクに対する考え方を変えるほど完成度の高いライブなど、僕にとって新しい価値観をもたらしてくれました。

ロッキンチューンな"エレクトロ・ワールド"が良いです

3位のデス・キャブ・フォー・キューティーは、J.ケルアックの『路上』を読んでいるとき、BGMとしてずっと聴いていました。
すごくシンプルな作りで、美しいメロディーが特徴ですが、日本人特有の叙情性とは違い、広大なアメリカの大地を思わせる大らかな空気を感じさせるもので、本を読んだり、ぼーっと何かを考えるときに最適なBGMとなりました。

SUMMER SONICで観た"Transatlanticism"は圧巻でした

4位のカムバック・マイ・ドーターズは、やっぱり秋にリリースされたニューアルバム『EXPerience』が大傑作であったことが大きいです。
優しくて、大きくて、懐かしくて、ちょっぴり切なくて、だけど決して「あの頃は良かったなぁ」なんてノスタルジーに浸るものじゃない、30歳等身大の心象風景が描かれた素晴らしい作品でした。

カントリーっぽい音色が気持ちいいね~

5位のセット・ユア・ゴールズは、何気に2年連続ランクインです。
ライフタイムや初期ニュー・ファウンド・グローリーの系譜を受け継ぐ熱きメロディック・ハードコアは、いくつになってもあの頃の勢いを思い出させてくれます。
闘わなきゃいけないとき、負けられないとき、彼らの音楽にたくさんのガッツをもらいました。
そういや、年末にUKのセット・ユア・ゴールズのファンとメールのやりとりをしました。同じ音楽・バンドが好きな者同士、僕の拙い英語力でもなんとかコミュニケーションがとれるもんです。楽しかったなぁ。

Goonies Never Say Die!!

1~5位はこんな感じになりました。インディーロック、パワー(ギター)ポップ、Jポップ、ハードコアなどいろんな音楽が入り交じる、わけのわからないランキングになりましたが、これが30歳になった僕なりのパンクだ。
他には、昨年に引き続きファウンテンズ・オブ・ウェインも聴きまくりましたし、新譜が素晴らしかったシガーロスや、FUJI ROCKで観たCSSやアンダーワールドもよく聴いたし、やっぱり2008年もいろんな音楽にパワーを貰いましたね。

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