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Lmagazineの最終号。表紙を見たとき、ちょっと泣きそうになった。
とうとうエルマガジンが、31年の歴史に幕を下ろすときがきた。
31年って僕より先輩やんか。すごいな。

考えてみると、いつだって僕の側には知らぬ間にエルマガジンがあったように思います。
少しの間東京で過ごした昨年の夏、帰ってきた地元のコンビニでエルマガの表紙を見つけたとき、なんだかほっとしたのを思い出します。

エルマガをみて、美術館を巡り、
エルマガをみて、神戸や奈良や京都へ行き、
エルマガをみて、カメラを手に近所の路地を歩き、
エルマガをみて、山を登り、
エルマガをみて、おいしいものを食べました。
エルマガは、僕のマスターピース。

エルマガは、後発の関西向けカルチャー情報誌とは違い、他のメディアでは取り上げられそうにもない関西の隅々の「日常」を切り取り、在阪メディアならではの親近感や優しさがありました。

僕は雑誌好きとしての観点からもエルマガという雑誌が好きでした。
情報誌でありながら、お気に入りの号は捨てずにとってある数少ない雑誌です。
在阪メディアであること、デザインが良いこと、広告が少ないこと、今になって改めて考えると、こんなくらいしか言葉に出来ないのが非常にもどかしいのですが、他にもなんとも言い難いエルマガ独自の魅力がたくさんありました。

公式な発表によると、休刊の理由は、最近創刊した新雑誌に力を入れるためとなっているようですが、実際がどうであれ、今の時代は書籍や雑誌などの紙媒体が生き抜くのが非常に厳しい状況のようです。
僕自身、書籍や雑誌を愛していながらも、DTPの世界からWebの世界へ移り、その中でも、きっと紙媒体でしか体験できない何かがあることを信じて、紙媒体とWebを始めとする他メディアとの共生について考えてきましたが、到底明確な答えなど出てきません。
また、昨今の世界的な金融危機の影響が実体経済までに及び、そんなとき真っ先に影響を受けるのが広告業界だとも言われています。広告費の削減によって影響を受けるという意味では、雑誌だけじゃなくWebとて同じことです。
ホント、僕は人の心配してる場合じゃないっすよね......。

あくまで『休刊』という言葉を信じ、またいつかエルマガが戻ってくることを願っております。
エルマガジン様、31年間ごくろうさまでした。
そして、ありがとうございました。

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