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MY ROOM IS MY WORLD | 2009 February
先日、友人から電話がかかってきて、「ウチ、もうすぐ契約切られることなってん。契約のウチらだけじゃなくて、正社員も切られるみたいやわ」と。
またそれより少し前、かつて働いていた職場の先輩と話していると、「グループ全体で100人近くがリストラされるみたい」と。
「100年に一度の大不況」なんて、メディア(特に日本の)が大きく言ってるだけじゃね!? なんて思っていたけど、これだけ自分の身の回りで、しかも友人の会社もかつて僕がいた会社もそこそこ大きな企業なので、なかなか事態は深刻なんだなぁと実感しています。
が、少し前に友人のコトニスト Kass1が言っていた、
「景気とは『威勢のいいこと。元気なこと。』。お前個人が元気が良ければそれは好景気や。」Throw Up -kass1 In Da House-より抜粋
に強く共感します。
そりゃこれだけの状況ともなればただの気の持ちようってだけの話ではなさそう。国や行政や大企業に訴えるべき主張や、やってもらわなきゃならないこともたくさんあるでしょう。そんなの僕らもわかっている。その上で自分がどう生きるかだと思う。
その会社にクビを切られるなんて思っていなかった頃、あなたは充実してた?景気は良かった?ちゃうちゃう、「景気」って心の方の話。
もしそのときから心の景気が良くなかったのなら、クビを切られた今と変わんないじゃん?変わったとすれば収入だ。これが世間の言う「景気」の方ね。お金だ。
お金が大事なことはわかってる。僕も欲しい。だから働く。
だけど働いているときって案外それを得ることが目的となってたりしない?
お金って何なのか。自分は何のためにお金がいるのか。今考えれんじゃんね。
もしそれがわかれば、かつて進んでいた道以外に他の道はあるんじゃないかと気づくかも。選択肢は思ったよりあるのかも。今はチャンスかも。
こんなのただの精神論だと言われるかも知らないけど、それでいい。少なくとも僕にはお金があっても精神が満たされない思いをした経験はある。
僕ははなから精神の話をしてんのさ。

- やっぱり『MOMO』(著:ミヒャエル・エンデ)はいいですね。
ここ半年くらい仕事をするにしたって自宅だから、自然とオカンと話す機会が多いです。
オカンはホンマにようしゃべりますわ。こっちの反応はそっちのけ。オチもなく、同じような話を延々と。
いや、別に苦痛ではないし、今までずっと忙しくて家族と話すことも少なかったから、こんなんもええなぁなんて思うのですが、ただただホンマにようしゃべるな〜っていう。
で、オカンが僕に話す内容なので自然と家族の話になるのですが、僕は家族とよく話す方ではないので、オカンから聞く家族の新情報がたくさんあるのです。
オトン。もう60代半ばなのに、今もずっと現場で働いていますが、最近は不況の煽りもあってかなり仕事も減ってきているようです。
オカン曰く、そんなオトンは、仕事がない日、日中ずっと家にいることが辛くて仕方がないそうです。
まだ沖縄が日本じゃなかった時代に本土へ渡り、オカンと出会い、結婚し、僕らが生まれ、ひたすら必死に働いて僕らをここまで育ててくれたオトンは、考えてみると趣味的なことは何もありません。まぁ強いて挙げれば、沖縄の人らしく酒と野球が好きなくらい。
しかし、オカンの話をよくよく聞いてみると、オトンが辛いのは、時間を潰す趣味みたいなもんがないということなんかではなく、ただ家にいて何も社会に貢献できないということが、何よりも辛いとのこと。仕事さえしていれば少なくとも社会に貢献できているんじゃないかと。
ボランティアをしたいけど、意外とボランディア団体というのはシステマチックで、スポット的に空いた時間を埋めるような活動は難しそうだし、ボランティアに関するノウハウもないので自らアクションを起こすのも難しく。
だからオトンは最近、今自分に何ができるかと考えた結果、献血に行っているそうです。
2週間に一回!
行き過ぎ!
ストイックで人見知りで不器用なオトンらしい!
ホンマ、自分の親には一生かないません。僕の全てのルーツですから。
僕は今まで、余生をゆっくり過ごしてもらうというのが自分の目指す親孝行かと思ってきたけど、そんな話を聞いた今は、オトンやオカンが何かしら社会にコミットできているという実感を得れる場所や仕組みを用意してあげることかなぁ、なんて思ったりしています。
Jリーグ、2009シーズン開幕まであと3週間ほどになりました。ガンバ大阪が、アジアを制覇し、マンUと闘い、天皇杯を獲ってってのがつい先日のように思えます。またガンバ大阪とサッカーに熱くなれる日が来るのが非常に楽しみです。
今年のガンバ、さらに強いよ。昨シーズンのACLや天皇杯の優勝で得た賞金のおかげか、大量に良い選手を獲得しました。
一番の期待はFWチョ・ジェジン(全北現代・韓国代表)。この選手はエスパルスにいたときから好きやってんなぁ。体格もいいし、気持ちも強そうやし、男前やし、期待大です。
その他にはFWレアンドロ(V神戸)、DFパク・ドンヒョク(蔚山現代)、DF高木和道(清水S・日本代表)などなど、良い選手が揃ってます。
また、日本トップクラスの育成システムを誇るガンバは、ユースからもどんどん良い選手が上がってきます。ツネや稲本や大黒のように、大阪から世界に羽ばたく選手も近いうちに生まれるでしょう。今年16歳でトップチーム昇格を果たした宇佐見なんか要注目ですよ。
プロ野球も高校生とか出てきたらおもしろいのになー。ドラフトやFAのシステムも、見てるとなんだか息苦しくなる。いくら絶対的人気のプロ野球でも、将来を見据えて変わっていかなきゃダメな気がするなー。権益と保守的な思想を、フルスイングで打ち飛ばすくらい暴れる若者が出てきたらおもしろいのになー。
マーくん(田中将大)はそれとはちょっとタイプが違う気がしますが、それでも今の媚びない姿勢を貫いてほしいですね。ダルビッシュもええ顔しとる。
スポーツでも、音楽でも、アートでも、結局僕らは「気持ち」が見たいんだ。
WBC、楽しみです。
- 負けたけど、存分に「気持ち」を見れた清々しいゲームの好例。
橋本くんがゴールしたあたり(07:50ぐらい)は何度見ても泣けるね。でも、アナウンサーが「これがニッポンのサムライです!」とか言ってます......もう「サムライ」とかええって......
自信とプライド
今日、オーストラリア戦、どうでしょう......正直、オーストラリア、恐すぎます。
しかし、オシムさんのお陰で、日本サッカーには「日本人だからこそできるサッカー」というのも明確に見えてきた気もします。「ボールも人も動くサッカー」が日本人向きで、それがある程度外でも通用するってことは、昨年ACLやCWCで世界の強豪相手にガンバ大阪が証明したし、特に今の代表の中盤にはそれをリードできる素晴らしい選手が揃っています。中盤ばかりもったいないくらいに......。
前線からのプレッシング、攻めのポゼッション、アタッキングサードでのスピードアップ。サッカーはチームプレー。一瞬で全員がどれだけイメージを共有できるかです。
今日オーストラリアに勝てたら、勝ち点3以上の収穫がありますよね。
ニッポンスタイル。自信とプライド。
Wisely and TOUR slow
昨日はBUDDHISTSONのライブに行ってきました。ブディのライブは今まで関西では、CARTEL(US)とOCEANLANEとの心斎橋 CLUB QUATTRO、AndMarkHerとの神戸BLUEPORT、前回のOCEANLANEとの心斎橋 CLUB DROPと観てきて、今回やっとブディ単体のツアーとしてのライブを観ることができました。
ブディの他にも3バンドいて、内心ブディを長く観たいのになぁなんて思っていたけど、トリモデルもTHREE MONO SURROUNDもKACICAも、初めて聴いたし観たけど良かったです。
THREE MONO SURROUNDは売れそう(もちろん良い意味で)。
KACICAは圧巻でした。RADIOHEAD + BJORK + 二階堂和美......アカン、僕じゃ伝えられない。もう観てもらうしかないね。大阪の地下の小さなハコでライブをしているバンドが、必ずしもFUJI ROCKのグリーンステージでライブをしているバンドより劣っているとは限りませんね。
そんなこんなで、昨日は予想外のナイスなブッキングでした。
で、主役のブディ。あぁ始まったぁと思ったら、あっと言う間に終っちゃいました。ビールも三本目でそこそこ気持ち良くなっていたこともあるし、映像セットもそれに拍車をかけるし、あの曲もまだや、そうやあれもまだやってへん、って思いながら観てたので、時間が過ぎるのがあまりにはやくて......。でも考えたら、いつもよりは少しだけ多くやってたんだろうな。
最新作『Slowdance -Wisely And Slow, They Stumble That Dance Fast-』の中から初めてライブで観ることができた曲もたくさんあって、非常に良かったです。特に"Eyes In The Dark"はカッコよかったなぁ。ライブ映えするね。
でも"Lovebite"も"FIngernails"も観たかったなぁ。っつーか、"Shells"も"I Couldn't Even Know That"も"On The Screen"も!結局全部観たいねん。
こりゃ代官山UNITのワンマン行くしかねーかも。
しかし、なかなか関西ではレアなブディのライブに何度か行くと、同じ顔ぶれが何人かいますね。大阪で行われる外国のパンクバンドのライブとかでも「あ、またあの人おる」ってのはよくあるけど、ブディのライブで会える人にはとりわけ親近感を感じます。昨日、僕の前で"Dark Forrest"を聴いてめちゃテンション上がってた女の子を見て、オジさんなんだか嬉しくなちゃったよ(変質者的意味でなく......)。
バンド自体が望むかどうかは別として、本当にもっと多くの人に届いてほしいし、ちゃんと売れてほしいです。
しつこく言うけど、FUJI ROCKに出ないかなー!フィールド・オブ・ヘブンで"Falling"を観れないかなー!
あ、あとYUMIさん。OCEANLANEとCOMEBACK MY DAUGHTERSとのSTEREOのフライヤー、ありがとうございました!めちゃ嬉しかったです。
学
『BRUTUS』。毎回毎回、ホンマに悔しいくらい的確に僕みたいな人間のツボを刺激してきやがります。
20代後半くらいから、よく周りの同年代もしくは少し上の方と「今、大学に行きたいね〜」なんて話します。若い頃は何のために勉強しているのかがあまりよくわかってなかったけど、今ならやりたいことが鮮明に見え、それへ向けてのパスをブレイクダウンした結果としての「勉強」だから意欲が違うというのが、僕も含めほとんどの方の意見です。
僕は今まで何度か社会人が通える大学についてネットで調べたり、周りの人の話を聞いたり、大学の資料を取り寄せたりもしたのですが、やっぱり学業と仕事をどう両立させればいいのかがどうしても見出せず、いつの間にか大学への思いはしぼんでいきます。
年始からNHKの『爆笑問題のニッポンの教養』が集中的に再放送され、今も毎日少しずつ録画したビデオをみています。やっぱり頭の良い人の話はおもしろいですね。
以前の職場には大学で数学を教えるくらい非常に頭の良い上司・先輩がいて、今後一切質問することがなかったであろう「相対性理論ってなんすか?」みたいな漠然とした質問をいくつもぶつけ、それなり僕にもわかる言葉で答えていただき、そんなやりとりが非常に楽しかった記憶があります。
「知りたい」という欲求は、ヒトにとってプリミティブなものなのでしょうかね。
そんな中、『BRUTUS』の前号「ブルータス大学開講」を読んで、実際にあんな授業があるんだと知れば、またまた「大学行きたい」欲が再燃です。分厚く埃をかぶった大学への思いや資料を引きづりだし、またいろいろ考えてみようかな。
耕
昨晩の読売テレビ『NNNドキュメント』の「20ヘクタールの希望 木原美樹27歳 私は『農』に生きる」が非常におもしろかったです。
グローバリゼーションがもたらした農業・農家の弱体化、食料自給率の低下、食の安全、農業の未来、雇用問題、地方の暮らし、家族、日本におけるいろいろな問題・疑問が見えてくるのと同時に、目の前のことにがむしゃらに取り組む若者の姿からは、パワーやヒントをもらいました。
観ていて思ったのは、農業は非常にクリエイティブな仕事なんだなぁということ。
で、今日になって『BRUTUS』の最新号「みんなで農業。」を読んでいると、佐藤可士和さんも全く同じことを言っていたので、あぁアイツ『BRUTUS』読んで影響されたな、なんて言われないかが心配です。まぁ別にええけど。
しかし、そんなふうに影響を与えることができるのが広告の力だと思います。僕がやってみたいと思うことを、佐藤可士和さんやナガオカケンメイさんが先にやっておられたのは、僕にとっては嬉しいことです。
『ビッグイシュー』の107号も「畑と暮らす」でしたし、農業生産法人トップリバーも『カンブリア宮殿』で紹介され、にわかに話題に。今、農業に追い風が吹いてきているのは確実です。
このタイミングで、単純に雇用対策やその他の問題の緊急的な対処として農業を利用するのではなく、もっと長期的な、もう一度農家としての暮らしを提案できるような、国策や法整備が行われればと思います。
















