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MY ROOM IS MY WORLD | 2009 March

ピッシィ〜!

仕事って好きだけど、その仕事を愛するがゆえにやりたくないこともあって、だけど割り切ってやらなきゃいけないこともいっぱいあるよねぇ。

だけど、
妻夫木くんだって「トレビア〜ン」って満面の笑みで言ってるよね!
吉高由里子だって「イチゴ食べてみるフィ〜ユ!」ってかわいい声で言ってるよね!
戸田恵梨香だって、ピッシィ〜!背筋伸ばしてフラメンコを踊ってるよね!

アカン、アカン、アカン、キツい、キツいで〜!!
俺ならきっとできないね!

DA・KA・RA
割り切りも必要ってこと!
決して妥協じゃない!
全力でピッシィ〜!ってやるのさ!

ピッシィ〜!

パソコン

本格的にパソコンを触りだして十年以上経ちますが、なかなかパソコンについて詳しくならないし、タイピングも遅いしミスもよくします。

仕事でメールのやり取りをするなかで、「ごかくにん」とか「おねがいします」をなぜかよく打ち間違えるんですよね。そんな語句が他にもいくつかある。
それらの共通点ってなんやろ?
なにが原因なんやろ?
みんなも「ごかくにん」とか「おねがいします」って打ち間違えやすいんかな?

確定申告

先日、確定申告に行ってきました。
ホンマにわけわからん!自営業とかフリーの人みんながしないといけない作業にしては難しすぎるで。

フリーで仕事をしている友人たちに「どうしてる?する?せーへん?」(っつーか義務)って聞くと、みんな判断はバラバラだけど(っつーか義務)、共通してるのは"とくかく面倒くさい"ということ。
手続きに必要な書類を一人でガチで作ろうと思えば、フリー向けの確定申告入門的な本を読んだりしなきゃ難しそうだし、そもそもこれは俺にとってメリットのある作業・手続きなのか......(っつーか義務)。

で、最終的に税務関係の仕事をしている友人に源泉徴収票や生命保険の領収書などをスキャンして送り、単純に「損」か「得」かを判断してもらったところ(っつーか義務)、還付申告してなかった何年か分の寄付金控除があるので、過去分も含めいくらか戻ってきそうとのこと。

よし、そういうことならやっとこ(っつーか義務)!
友人に書類の細かい記入ミスまでチェックしてもらい、無事速やかに手続きを済ませることができました。

ご相談・ご協力頂いた、NAZAL、Shingo、Yossy、Thanxxxです!

FCソウル vs ガンバ大阪

ええぞ!ガンバ!
ACL予選リーグ2戦目、FCソウルに4-2で勝利!

今シーズンはディフェンスが踏ん張ってるね〜。
今日も藤ヶ谷には何本も決定的チャンスを助けられたし、ミチ(安田)もだいぶ安定して攻守ともに高いパフォーマンスを発揮できるようになってきた。
なにより下平が良くなってきたな〜。何度か裏を取られたり軽いコンタクトがあったけど、積極的にオーバーラップしてたし、一見無駄に見えるランニングでもそのおかげで中にスペースが作れている。加地には早く戻ってきてほしいけど、下平は今が成長のチャンスだね。
パクもだいぶフィットしてきたな〜。高さやフィジカルの強さも彼の魅力だけど、なにより韓国人らしい熱いメンタリティがいいね〜。

中盤では、ヤット(遠藤)も意外に激しくディフェンスしてるし、英郎(橋本)とルーカスの献身的な動きは何度もピンチの芽を摘んでいた。彼らの献身的な動きや攻守の切り替えの速さはガンバサッカーの象徴やな。

ポジション争いの激しい前線はだいぶ形になってきた。
チョ・ジェジンはポストもできるし、タメも作れる。あとはシュート。ジェジンのコンディションが万全になれば、まだまだこんなもんじゃないはずやね。
そして大活躍のレアンドロ!良いパサーの多いガンバのサッカーがフィットしてるし、本人も楽しいやろな〜。アラウージョ、マグノ・アウベス、バレーに続くぐらいのポテンシャルはあるな。ただ、彼らみたいなチームの去り方はナシやで!

ガンバは現在公式戦4連勝中で、合計14点も獲って失点は2点と素晴らしい戦績だけど、それでもまだまだチームとして連動してないんよね。不安だけど、もしこれでチームがまとまり、どのメンバーがピッチに立とうが全員でイメージを共有して連動できるようになれば、マジ最強かも......。ま、それが難しいんだけどね。

とにかく、みなさんスタジアムに行きましょうよ!
ガンバのサッカーは本当におもしろいから!

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次節は西京極で京都サンガF.C.と対戦です。スタジアムでは白目も全然OK!photo by 2daaaaan
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ピッチ以外での激しい攻防photo by 2daaaaan
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柳沢も頑張ってますphoto by 2daaaaan
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結構迫力ありますよphoto by 2daaaaan
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ミハエル・シューマッハ〜!(by 稲中)photo by 2daaaaan

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ダウンタウンの松ちゃんと放送作家の高須さんのラジオ『放送室』がおもしろい。
二人の少年時代の話、時事ネタ、お笑い論、テレビ論と内容は多岐にわたる。

なかでも僕は芸人である松ちゃんと作家である高須さんのクリエイティブ論が大好きだ。
スポンサーのご機嫌取りと視聴率奪取に躍起にならざるを得ないテレビの世界で、自分たちの信じるおもしろいものを作り上げる難しさについてよく話しているんだけど、それがクリエイティブの末端にいる僕でさえすごく共感できるものなのだ。

アーティストタイプの松ちゃんは、半ばもうテレビの世界を諦めている。スポンサーや視聴者のご機嫌取りのための仕事なんていらん!やりたくない!って言う。
局と芸人・タレントの間に立つ高須さんは、辛い仕事もある程度割り切ってこなしている。いつか自分たちが最高におもしろいと思うことを実現するためにも、こんな仕事もせなあかんねん!我慢しよや!って言う。

あるなぁ、こんな光景。僕みたいな業界の端の端にいても似たような光景によく遭遇する。
そうか松ちゃんや高須さんぐらいの高みに行っても、まだそんな苦悩に苛まれるのかぁ......。
やっぱり市場経済の中で生きている限り、対等な関係で仕事するなんてあり得ないのかもな。お互いをプロとしてリスペクトし、それぞれがそれぞれの分野でのスペシャリティを最大限に発揮する最高の仕事って、日々世の中で生み出されるものの1〜5%ぐらいっぽいな。

仮に対等な関係として、お互いの仕事をリスペクトすると言っても、お互いの分野に対して無関心でいることではないし、意見してはいけないということではない。例えそれが越権であると思えても、どうしても言わなきゃいけないと思うことは言うべきだし、そこにリスペクトや真摯な思いがあれば、その瞬間はお互いの哲学がキンキン音を立ててぶつかるかもしれないけど、それによってプロジェクトはどんどん精錬され研磨され輝きを増していく......と、こんな話も「それもホンマ〜!?」「理想論じゃね!?」って疑いたくなってくる現実がある。ぶつかり合った結果、良いものができたと思えた経験があまりに少ない。
ぶつかり合うような場面はしょっちゅうあるけど、そこには主従関係があり、いや、主従関係があるのは当然なんだけど、それがものづくりにおける判断にも大きく影響し、お互いの力や哲学を疑い出しナメてかかり、両者はボロボロになり、ゴールを見失い、やっとの思いで完成したものは誰からも見向きもされず愛されず......。
素晴らしいものができあがるときの意見や哲学のぶつかり合いってのは、ぶつけ合ってる瞬間から「こりゃええもんができそうやな......」と多少予期できる空気があると思う。妙な手応えがある。
やっぱりそれは相手のプロとしての力や哲学をリスペクトし、信頼し合えてる場合だと思うんだけどなぁ。

先日、久しぶりに話した友人に、「例えお金をたくさん貰っても、奴隷みたいにはなりたくないね。嘘つくような仕事もしたくない」って言ってたら、「Kozzyさんはホンマ相変わらずですね」と言われた。
また違う友人と同じようなことを話していたときは「そうやって思えてたらKozzyは大丈夫や。それはきっと大事なことやで」と言われた。
彼らはたぶん良い意味で言ってくれたんだろうけど、僕はもう少し自分の立場や状況や力量をわきまえて、いろんなものごとを判断しなきゃいけないのかもなぁと後から少し反省。

まぁ松ちゃんや高須さんでも同じことで悩んでんだし、こんな苦悩はずっと付きまとってきて、それとうまく付き合えるやつが一流のプロってことなのかもね。

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実は久しぶりにテレビ三昧。
次のような番組を観ました。

『探偵!ナイトスクープ ザ・ゴールデン』

いや〜、おもしろいね、やっぱりこの番組は。関西テレビ界の、いや、日本のテレビ界の宝です!テレビの正義です!

スポンサーや視聴者主導に成り下がり、放送コードや検閲ばかりが厳しくなり、当たり障りのないことしかできなくなった日本のテレビ界。
そんな中で、開始当初と全く変わらぬスタンスとスタイルとメッセージで、20年間変わらぬ支持を受け続けている『探偵!ナイトスクープ』は、日本のバラエティ・テレビ界の宝なのです!

マネキンを愛してしまった女性だって、納豆風呂に入りたい少年だって、ニューハーフの母乳で作ったバターでトーストを食べたいオッサンだって、学校へ行けなくて悩んでる少女だって、野球の選手ではなく審判になりたい少年だって、あらゆるマイノリティも全て「おもろいやん」「別にええやん」と受け入れてしまう包容力。
「おもろいやん!」「アホやな〜!」と言っても決してバカにしていないし、「別にええやん」「何がアカンのん?」と言ってもそれは投げやりなのではなく多様性への寛容さなんだ。

この番組を関西人の内輪ノリと思ってほしくない。そんな小さなものではない。もっと大きな、日本を、世界を包めるような愛なんだ!

おっと、熱くなり過ぎた。

そういや、カーネル・サンダースの件、ホンマすごいわ〜。
探偵!ナイトスクープの第1回放送時の依頼である「カーネル・サンダース像救出作戦」が、記念すべきゴールデンを前に20年以上の時を経て奇跡的に解決!ホンマになんというタイミングや......(ちなみにこの依頼を担当した探偵は槍魔栗三助という芸名で活動していた、生瀬勝久さんです)。

今回のゴールデンの内容も素晴らしかった。
涙もろくて最後まで絵本が読めないママ、水泳+暗算に続く新競技「将棋ボクシング」、ゾンビと戦う兄弟(傑作選として再放送)などなど、ナイトスクープらしい涙と笑いいっぱいのVTRでした。

『人志松本のゆるせない話4』

めっちゃおもしろい。
だけど、たぶんこれを受け入れ難い、笑えないという人もいると思う。松ちゃんやジュニアは何をそんなに怒っとるんやと。

僕も日常においてそんなことが結構ある。周りの人に言わしたら「そんなん別にええやん」「それはそういうもんやろ」「え?これは怒れへんねや」という感じ。自分一人が怒ってる(ときには自分一人が怒ってなかったり)。

そんな僕がゆるせないこと自体のイライラや、それを周りにわかってもらえないイライラを解消してくれるのが、この番組。

僕もこんなくらいおもしろく話せたらええんやけどな〜。

『その路地を右へ 森山大道・東京を撮る』

森山大道さんの写真は何度もみたことがあるけど、本人の姿を拝見するのはこれが始めて。あぁこんな人だったのか。ちょっと意外。作風からしてもっとハードボイルドな風貌かと思ってた。

写真って、シャッタースピードだ、露出だ、フィルムだ、デジタルだ、っていろいろ上手い下手や善し悪しの基準にできたりするんだろうけど、そんなものを超越した力なのか意識なのか言葉なのかわからないものが絶対に潜んでいると思う。

森山さんがビッグネームであることを知ってるからかもしれないけど、やっぱり素人の僕が森山さんの作品を観ても「うわ!凄い!」「なんやこの空気!」と激しく胸を打つものがある。

そんな写真を撮ったカメラはどんな機種なんだ?と画面でなんとか確認すると、「え?まさかこれであんなん撮れんの!?」というような機種だった(恐らく)。僕の周りでもその機種を使っている人は何人かいるけど......。

う〜ん、写真はおもしろい。

『ガンバ大阪 vs ジュビロ磐田』

J開幕戦のジェフ戦を3-0で勝利、ACL開幕戦の山東魯能戦も3-0で勝利、で、今回のJ2節のジュビロ戦 4-1で勝利。
ガンバ、強い。全然噛み合ってないのに強い。これはただチーム哲学の浸透度や選手層の厚さや個人技で勝ってるだけだ。

だけど、これがずっと続くわけがない。Jリーグ、ACLのゲームの中で、早いうちにチームとして連動できるようにならないとな。
そうなりゃホンマにACL二連覇が現実味を帯びてくるよな。あぁ楽しみだ。

そういや、今季ACL用のユニフォームが良い感じ。僕は好き。たぶんゴールドのナンバリングがええんやろな。今持ってるレプリカはナンバリングなしだから、今季ACL用を買ってナンバーを入れてみようかな。
誰にしよう。英郎、フタ、加地、明神くんあたりかな〜。

ちょっと前にアントラーズが強すぎるって書いたのに、ACLもJ2節も負けてんじゃん......僕見る目ないね......まぁスポーツはわからんもんですわ。何よりアントラーズに弱点があるのはいいことだしね。どんどん調整してくるだろうけど。

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先日、地元のJR立花駅に『ビッグイシュー』の販売員さんが立っていることに気づきました。
お節介で傲慢だと思うけど、少し心配になりました。梅田や心斎橋などの大きな街だとビッグイシューの存在を知っている人も多いだろうけど、こんなローカル駅ではどうなんだろう。

このブログでもたまにビッグイシューについて書きますが、改めて簡単に説明すると、ビッグイシューとはホームレスの自立支援応援事業で、

定価300円の雑誌『ビッグイシュー』をホームレスである販売者が路上で売り、160円が彼らの収入になります。
最初の10冊は無料で提供し、その売り上げ(3,000円)を元手に、以降は1冊140円で仕入れていただく仕組み ビッグイシュー日本版「販売のしくみ」より抜粋

です。
ビッグイシューの大変なところは、まずその存在が何であるかを知ってもらうことにあると思います。
僕がビッグイシューを買い始めた3〜4年前だって、ビッグイシューのことを知る人はあまりいなかったし、街頭に立つ販売員さんやビッグイシューの存在自体を怪しげな目で見てた人も多くいました。僕もその存在を知った当初、同じようにビッグイシューに対して懐疑的な気持ちがなかったとは言えません。最初は販売員さんに話しかけるのにも多少勇気も必要でしたしね。

しかし最近では、梅田や心斎橋などの比較的大きな街では、ビッグイシューのような仕組みやメディアを理解するリテラシーの高い人が多いせいか、そういった人たちを介して口コミにより徐々に誤解や偏見が取り除かれていっているように思います。
それでもそのスピードは決して速くはなく、まだまだ日本の社会にビッグイシューやビッグイシューのようなシステムが浸透していくには時間がかかりそうです。

そんな状況のもと、都心を離れたローカル駅で、どれだけの人がビッグイシューの存在や販売員さんに気づき、またその中のどれだけの人が自らその存在の意味を確かめようとするでしょうか。
ローカル駅でも販売が始まったということは、本当は喜ぶべきことなんでしょうけど、何年かの間ビッグイシューの存在やそれを取り巻く状況を見てきた僕は、正直なところ少し悲観的に見てしまいます。

でも、ビッグイシューのことを考えるといずれは乗り越えなきゃならない壁だ。
僕はこれからはなるべく地元の販売員さんから買った方がいいのか?そうすれば、販売員さんの存在に気づいていた人に「あのにーちゃん、あそこにいつも立ってる人と何話してんのやろ?」って思ってもらえるだろうか?それが最初の一歩なんだけどな。

とここまで書きましたが、重要なのは決して「慈悲」だとか「憐れみ」の気持ちでビッグイシューに接するのではないということ。僕も最初はそんな気持ちがあったし、今でも1%もないとは言い切れない。そんな気持ちが間違っているわけでもないと思うし。
だけどそれは販売員さんに決して良い気持ちを与えるものではないし、ビッグイシューがホームレスの自立支援システムとして日本で持続するためにも、あまりお勧めできる動機ではないと思います。
やっぱり、ビッグイシューの内容・コンテンツ自体がおもしろくて売れていくというのが一番望ましい状況で、その方が慈悲だとか憐れみの感情を動機にするより、持続性に繋がるのではないかと思います。

そういう意味じゃ、僕も最近では内容のおもしろさで判断してビッグイシューを買えているように思います。だから内容によっちゃ買わない号もある。
まぁしかし販売員さんと話すのは単純に楽しいんですけどね。

政教分離

114号のオバマやらパティ・スミスをフィーチャーした回はおもしろかったです。
オバマ特集は意外にも「政教分離」というアメリカの歴史からはほど遠い問題を主軸に展開されていたので、非常に興味深く読むことができました。
アメリカに政教分離を訴えるなんて、とっくに諦めていたから。

僕は、無神論者もしくはベタな日本人的多神教者ですが、一神教などの神や仏を信仰する人に対して特に何の感情もありません。むしろ自分にはない美しい心だとさえ思うこともある。
しかし、やっぱり宗教にまつわる戦争をしている国や人々なんかを見ていると、非常にイライラするし、冷ややかな目を向けざるを得ません。あんたらの信ずる神や仏は、ホンマにそれを良しとしとるんか?と。

なので、政治と宗教の関わりは僕的には非常にナーバスになる問題で、日本でも政教分離を公然と無視しているあの政党とあの団体がありますが、その比ではないアメリカにおける政治とキリスト教福音派の結託には恐怖さえ感じます。
テレビで「アメリカは世界のリーダーだ!警察だ!」って勝手に言ってるやつがいたけど、それを認めるまではいかないにしろ、アメリカというひとつの国が世界に与える影響力は計り知れないもの。そんな国が宗教に左右されてもらっちゃ、本当に困る。

で、肝心のオバマ。彼は選挙戦で保守的な共和党と戦っていたせいか、非常にリベラルなイメージだったのですが(僕が無知だっただけ)、今回の記事を読んでビックリ。大統領就任式の大役に、中絶や同性婚に反対する保守派のカリスマ牧師を起用するなど、初っ端からキリスト教福音派との繋がり全開みたいです。あらら......。

アメリカにおいて非常に巨大な勢力であるキリスト教福音派を取り込むことは、政治的に何かとメリットがあるだろうし、オバマがどれだけ自覚を持って信仰と政治戦略を分けているのかはわかりませんが、アメリカにリベラルを求めていた僕としては、少しガッカリな話でした。

徒労感

雨宮処凛さんの連載コーナー『世界の当事者になる vol.57』では、雨宮さんの現状下での本音が見えた気がし、強く共感できました。

昨今の一連の景気悪化で、プレカリアートの代弁者として討論番組などに出演することの多くなった雨宮さんは、企業側の「生き残る為にはリストラせなあかんねん」「スキル不足は自己責任ちゃうん」という主張と、プレカリアート側の「あんたらの内部留保をどうにかせいや」という主張の、永遠に続くかとも思われる戦いに徒労感を感じてきたと。そんなことをしている間にも、3月末にはまた多くの人が職や住む家を失う。今はこの緊急を要する事態をなんとかしなきゃならないだろうと。

そしてその上でどう生きていくかを考えなきゃならない。
例えリストラの対象にならなかったとしても、もしくはまた以前の職場に戻れたとしても、どっちにしろ既に既存の多くのシステムは破綻している。次の「抽選」だって目の前に迫っている。

同感です。今はある意味チャンスだと思う。「生きる」ことと「働く」ことを考えないと。 もしかすると、自分の「生きる」ことと「働く」ことにあったシステムを自分の手で作ることだってできるかも知れない。

さて、俺も考えなあかんやんか〜。

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どこまでも身のない会話

先日、お酒の席で友人2daaaaanが、「『新春テレビ放談2009』で、五月女ケイ子さんが『探偵!ナイトスクープ』について話してたで」とナイトスクープ大好きっ子の僕に言いました。
その会話の中で2daaaaanは、五月女ケイ子さんの性「五月女」を「さおとめ」と言ったと思い、僕はなぜかHey! Say! JUMPの八乙女光くんの「八乙女」という文字を思い浮かべ、「さおとめちゃうで、やおとめやで」と言いました。

さっき急にそのことを思い出し、あれ!? なんかおかしい......そもそも『新春テレビ放談2009』に出ていたあの人はなんて名字やったんや?と疑問に思って調べたところ、前述の通りそれは五月女ケイ子という人で、性「五月女」は「そおとめ」と読むことがわかりました。そしてそのとき、以前番組を観た直後にも同じことについて調べたことを思い出しました。ダメだ......年々、記憶力が衰えていっている。もうハードディスクがいっぱいかも知れない。
そっか、「そおとめ」が正解なら、もしかすると2daaaaanはあのとき実はちゃんと「さおとめ」じゃなく「そおとめ」と言っていたのかも知れないな。I'm Sorry。
とにかく正解は「そおとめ」でした。

その僕が「やおとめ」と言った飲みの席では、これまた僕が「大宮エリー」のことを「宮川ミーナやったっけ?」と言ったり、友人は友人で「しりあがり寿」の「寿」を「痔」と勘違いしていたらしく、ずっと「しりあがり・じ」と思っていたことを告白したり、麻生久美子のことを「あの貝パンの人?」と完全に武田久美子と間違えてるやつがいたり(稲中の田辺ミッチェル五郎の貝パン姿を思い浮かべた)、そのとなりでは麻生祐未と間違えてるやつがいて......。

俺らめちゃくちゃやな。

アートと企業と地域のデザイン

以前、チラッとだけ触れましたが、先日『「地域から見る、企業メセナの可能性」〜アートと企業と地域とのデザインを考える〜』というセミナーに行ってきました。

メセナとは、企業が資金を提供して文化、芸術活動を支援すること。Wikipediaより抜粋

であり、企業のCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)活動のひとつとして広く知られています。

今回のセミナーは、スピーカーの多くがアートNPOの立場の人だったせいか、企業のよるメセナのあり方を考えるというよりは、企業とアートNPO(など繋ぎ役)と地域の具体的な連携の仕方・仕組みを考えるというようなものでした。

しかし、こういったセミナーに参加した際のまとめ作業は面倒くさい......でも、それをしないと身にならない気もするしなぁ。
しかも、必ずしもテーマに対する答えがでるものではない。
なので、こんなときは箇条書きが一番。大分別府と大阪中之島のアート・プロジェクトの事例などを通して話し合われた、主要なテーマと答えを抜き出しました。

企業とアートNPOの良いコラボレーションとは?
  • アートNPOの多様性を活かせる
  • お互いが自慢し合える・学び合える関係
  • 地元企業を通し、地域の歴史・文化を知ることができ、リスペクトできる
  • 対等な関係。互いのミッション・責任を理解・共有し、プロジェクトの将来的価値をお互いの担保にできる
  • 最初に(または段階ごとに)、関係者全員が同じテーブルにつき、目的・意図・責任などを共有できる。主要なタイミングでコンセンサスがとれている。
この不況下、企業のCSRやメセナの予算確保のために、
アートNPOはなにをするのか?
  • そもそもお金を要求しない → 製品・技術などの提供でご協力いただく
  • そもそもアートNPOから企業へプロジェクトにかかった人件費を請求することはない。アートNPOは、コンサル業などで管理費を賄っている
  • 事業を通して、地域が豊かになる仕組みづくりに対して企業にご協力を得る、という考え方
  • 共同で商品開発をするような感覚
  • この不況下に、既存のシステムに乗せてものごとを考えることに疑問を感じている
参加者の意見・感想
  • 街づくりにおいて、行政にアート・プロジェクトを提案しづらい(イメージできない)[街づくり関係者]
  • 企業による地域貢献という考え方が、企業にも地域住民にも浸透していないのではないか
  • 企業は、アートNPOに対してコンサル的な役割を求めているのが現実[企業関係者]
  • ものごとが伝わる適切な大きさがあり、別府でのプロジェクトは、土地の大きさとプロジェクトの大きさが適切なのかも。大阪は大きすぎる。もっと伝え易い・掴み易い大きさに分散すべきかも[アートNPO関係者]
  • 企業は「拡大」が目的。アートNPOは「アートを通し、土壌を豊かにする」が目的。そのなかで、いかに同じ未来を描き、共有できるかが鍵になる

という感じ。当然だよという意見、なるほどねという意見、そりゃ理想論だよという意見、いろいろだけど、それが飛び交う場の空気を感じれたのは、答えを得る以上に大切だったんじゃないかと思います。

またこの他にも、いくつか自分的なキーワードがありました。

まず、矢野紙器という天王寺にある企業とハコプロという障害者支援プロジェクトのコラボレーション事例の中で挙げられた、「ブリコラージュ」という考え方。
ブリコラージュとは、ありあわせのもので、新しい価値やものを生み出すという考え方。「ありあわせ」であり「まにあわせ」ではない。作りたいものが先にあって、それに必要なものを集めるのではなく、その場にあるもので生み出せる価値やものを考えるということ(かな?)。
もし説明が足りないと「まにあわせ」と捉えられてしまい、そこには「妥協」というニュアンスを帯びてきますが、決してそうではなく、あくまで"いかに冷蔵庫にある食材だけでおいしいものを作れるか"といった、ひとつの独立した考え方だと思います。

これって、実は、機能満載・サービス過多の時代のものづくりにおいては重要な考え方なんじゃないかと、僕的には新鮮でした。

そしてもう一つが、「三方よし」というキーワードです。
資本主義・市場原理主義の暴走による景気悪化を受け、共産党に入党する人が急激に増えていたり、現代のプレカリアートとシンクロした『蟹工船』が再評価されるなど、今まで現代社会においてはあくまでカウンター的思想だったものに、民意が集まりだしています。
激流に流される中、必死に掴んだ枝がたまたま共産党だったりプロレタリア文学だっただけという人も少なくないでしょうけど、多くの人が市場原理主義を疑い始めているのは確かです。

では、資本主義はダメなのか?企業は悪なのか?儲けちゃダメなのか?でも共産主義はちょっとなぁ......って無知な僕なんかは思うわけです。

そんな疑問に答えてくれたのが、セミナーで紹介されていた「三方よし」という近江商人の思想でした。
三方よしとは、

「売り手よし、買い手よし、世間よし」

つまり、商売において、自分の儲けばかりを考えるのではなく、相手のハッピー、そして社会全体のハッピーを考えないと、結局はダメなんだよ、っつーことでしょうか。
この三方よしは、

「実の商人は、先も立、我も立つことを思うなり」

と説いた石田梅岩の『石門心学』と並び、CSRの原点とも言われているようです。

僕にとって「三方よし」や『石門心学』が新鮮に思えたのは、これらがただの仏教、神道、儒教などの宗教観に基づいた精神論・理想論ではなく、あくまで根幹にあるのが「ビジネスの持続的発展」だということです。これは、近年、注目されているソーシャル・アントレプレナー(社会起業家)の登場やそのコンセプトにも似た説得力がありました。

そんなことを踏まえると、企業が単純にイメージ戦略としか捉えていない、企業の正義やCSRやメセナの本質を理解できていないCSR・メセナ活動は、必然的に持続性の低いものになるんじゃないかと思います。

この不況下、雇用する側は非難の矢面に立つことが多いでしょうけど、そんなときにもう一度、企業の正義みたいなものを掲げた判断が行われると、もしかすると何か突破口が開けるのですかね。僕は雇用する側になったことがないので、実際はそんな甘い話じゃないんでしょうけどね。

やっぱりうまくまとまらん......。

大阪アーツアポリア
事例としてご紹介されていたふしぎな水鳥をつくろう〜Bird Scape OSAKA2008〜など企画されているアートNPO
矢野紙器
大阪天王寺にある、まさにブリコラージュを体現されている素晴らしい企業です。grafともプロジェクトをやってたりします。
大阪の下町にこんな企業があることが本当に嬉しいですね。
ハコプロ
障害のある人たちの表現から生まれた「ふしぎかわいい雑貨たち」をセレクトし、 さまざまな出会いの場面を創造していくクリエイティブ集団(ハコプロ「ハコプロ(ハコ・プロジェクト)とは?」より)です。
BEPPU PROJECT
大分県別府市を活動拠点とするアートNPOで、現代芸術の紹介や教育普及活動、アートマネージャー育成講座、出版やリノベーションなど様々な事業(BEPPU PROJECT「BEPPU PROJECTの活動について」より)を展開しています。
今年も『別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」』が開催されるなど、試行錯誤されながらもかなりアクティブに活動されています。

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