シュッと
東京は、みんななんかシュッとしてて、僕みたいな田舎者はときどき妙に疲れる。
街行く人のファッションは、常に移り行くトレンドをしっかり抑えており、へぇ東京はやっぱり平均値が高うおますなぁ〜なんて関心する。
しかし、みんな画一的だ。
さっき見た子かと見紛うほど、似た格好の子が次から次と僕の横を通り過ぎ、まるで街の景観のために用意されたオブジェのように思えてくる。
渋谷の街は、小さく角張った空から、足下の花壇まで広告だらけだ。
マインドコントロール。
あれも買え!これも買え!
思考が乗っ取られる。
東京は大好きな街だけど、 シュッとした俳優がシュッとしたポーズをとったシュッとした広告も嫌いじゃないけど、 渋谷のあんな光景を見ると、やっぱり僕はモッサい田舎者でいいやと思う。
東京
とまぁ、半年ぶりの東京で改めていろいろ思ったわけですけども、なんやかんやで楽しい旅でした。
しかし、30歳になると深夜バスの旅はなかなか身体に堪えるね。
大阪―東京の半分を過ぎたあたりでは、既にケツの感覚はなくなっており、腰は4時間歩いた後のような重たさ。
微妙にケツの位置をズラしながらどうにか重力を逃がすけど、一晩中そんなことをしてたら横の席の人に鬱陶しがられる。
やっぱり寝るのが最善策かな。
日本科学未来館
朝7時前に新宿につき、すぐにお台場に向かった。日本科学未来館のプラネタリウムを体験するために。
世界屈指の投影星数を誇るメガスターを搭載したドームシアターガイアは、上映1時間前から発行される予約券なしでは観ることができないくらいの人気コンテンツ。
その日は金曜日だったので比較的お客さんは少なかったけど、それでも開館時間前に外で待っている人も結構いたし、修学旅行生もかなり多く、僕が観たその日最初の上映はやっぱり満員だった。
で、肝心の内容。
わからん。
だって寝てもうたもん......。
っつーか、入り口でいきなり3Dメガネ渡されたし。
どやさ!
3Dムービーて、もう投影星数とか関係ないですやんか!
どやさ!
ワテはナニワの街から、メガスターはんの作り出すきめ細やかな星空を観に来てまんねん!
どやさ!
1年越しの想いが叶ったかと思ったのに!
どやさ、
どやさ、
どやさ......
結局、僕が今回観た上映プログラムは、上映時間25分のうち、23分くらいが3Dムービーで、ラスト2分くらいがメガスターの投影した星空を観るというものだったようだ......。
いつかリベンジしまっせ。
神田と西新宿
神田や西新宿で、昨年夏まで一緒に働いていた人たちと再会。
それぞれいろいろあって別々の道を歩き出したわけだけど、みんなちゃんと前を向いて歩いていた。
僕ら大阪のメンバーも負けてられへんな。
Buddhistson
前回も書いた通り、代官山UNITのブディストサン『SLOWDANCE』リリースツアー "wisely and tour slow" ツアーファイナル・ワンマンショーは、素晴らしい時間だった。
ブディの音源を聴いたりライブを観ると、モノづくりにおいて大切ないろいろなことを思い出させてくれる。
本当に良いバンドに出会えたと思う。
Babystar
夜は、友人のフォトグラファー Babystarの部屋(落合南長崎っつーとこ)に泊めてもらった。
写真のこと、お金のこと、原発のこと、エコのこと、こういったトピックについて話せる友人は少ないので、短い時間だったけどいろいろ話した。
翌朝、Babystarは仕事に出かけ、その後僕はシャワーを借りたり、ブログを書いたり、インターネットをしたり、『王様のブランチ』を観たりして、昼頃に部屋を出た。
ベイビースター、Thanxxx!
国立新美術館
東京は美術館や博物館が多く、毎週毎週、何かしら興味のある催しがある。
東京に住みたいと思う理由の一つでもある。
本当に羨ましいな。
約1年ぶりの国立新美術館では、『ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち』と『アーティスト・ファイル2009―現代の作家たち』が開かれていた。
ルーヴルは1,500円、アーティスト・ファイル2009は1,000円。
僕はアーティスト・ファイルを観ることにした。
値段で決めたんちゃうで!どっちを観ようか迷ったけど、どっちかというとやっぱり現代アートの方が興味があるんだよな。
アーティスト・ファイルは今回も良かった。
美術・芸術の善し悪しは、僕なんかにはわからないけど、
国立新美術館の学芸スタッフが日頃のフィールドワークの中で注目する作家たちを取り上げ、それぞれを個展形式で紹介する展覧会
...中略...
つまり「アーティスト・ファイル」展は、当館が日本のアートセンターとしての役割を果たす大切な事業であり、我々スタッフの視点や活動の真価が問われる展覧会として、総力を挙げて取り組んでいきたいと思っています。 『アーティスト・ファイル2009―現代の作家たち』展覧会概要より抜粋
というコンセプトが好きだ。
アートがどう社会に関わっていくのかを真剣に考えている気がする。
アートに何ができるのかなんて、僕には全然わからない。
だけど、写真や映像や絵画や彫刻などを観て、アーティストから新たな視点を与えられることは多々ある。
それは、生きていて、最高にワクワクする瞬間のひとつだ。
視野を広げると、世の中には美術・芸術のシーン以外にも、独自の視点を持ったアーティスティックな人ってきっとたくさんいるんだろうな。
例えば、料理人だったり、野球選手だったり、漁師だったり、板金屋やネジ工場のおっさんだったり、ホームレスだったり。
そんな人たちに出会いたい。
日常の中に潜むそんな人たちを見つける眼を養わないと。
話は逸れる。
展覧会などで、各ブースの角に座っている人(キュレーターなの?)って辛くないのだろうか?
あんなに静かな空間で、誰とも喋ることなく、寝てもいけない。
あぁキツい!
例えどれだけ美術・芸術が好きだとしても、僕なら耐えられる気がしないな......。
最後に地下のミュージアムショップに寄った。
とにかくセレクトが素晴らしい!
あれもこれも、ええとこ突いてる。
世の中のナイスなプロダクトを集めたグッドデザインの百貨店。
僕の中では、世界で一番楽しくて信頼できる雑貨屋さんだわ。
Earth Day Tokyo 2009
国立新美術館のある六本木から代々木へ。明治神宮を通り抜け、Earth Day Tokyo 2009のメイン会場である代々木公園へ。
Earth Day Tokyoはずっと興味のあったイベントで、参加したことのある人から、良いことも悪いこともいろいろ聞いていたけど、自分で体験しなきゃ何もわからない。
結論から言うと、非常に楽しく自分なりに意義の見出せるイベントだった。
Earth Day Tokyoでは、環境問題、反戦(&改憲/護憲)、ホームレス&雇用問題、動物愛護(&動物を食すことの是非)、フェアトレード、難民問題、チベット問題など、地球上の様々な問題が提起されている。
(そういやLGBT―レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー―などのセクシュアル・マイノリティに関する出展がなかったような......。僕が見つけられなかっただけなのかな?)
上記のような地球上における様々な問題の多くは、それ自体の解決の困難さ以前に、そんな問題が起きているという情報がうまく行き届いていないという致命的な問題を抱えている。
利権構造にどっぷり浸かったマスメディアでは報道されないこと(または歪曲・操作される報道)が、Earth Day Tokyoではリアルなお話として聞けた。
特に、以前から興味のあった原発問題やA SEED JAPANのエコ貯金プロジェクトのお話が聞けて良かった。
しかし、なぜこんな場に原発政策を推進する国や原子力発電環境整備機構や電力会社は出てこないんだろう?
いや、単純に疑問なんだわ。核燃料サイクル政策がどれだけ素晴らしくて、原発がどれだけ安全で、地球環境にどれだけ配慮しているかをアピールする絶好のチャンスやんか。こんなに大勢の人のいる場で原発の是非を議論できればいいやんか。
これまた僕が見つけられなかっただけなのかな?
CMで言っているようなことは嘘なの?
出展しようとしたけど、Earth Day Tokyoの事務局に断られたとか?
ようわからんなぁ。
とにかく、本当にいろいろ刺激になり、収穫のあるイベントだった。
東京だけでなく、全国各地でこんなイベントがあればいいのにな。
っつーか、やりたい。
曽我部恵一バンド
二日間に渡って行われるEarth Day Tokyoでは、大小いろんなステージで、様々なライブが行われる。
Earth Day Tokyo1日目のライブステージのトリを飾ったのは曽我部恵一バンド。
サニーデイ・サービスの頃から、彼の音楽に触れる機会があまりなかったけど、今回初めてライブを観て、あぁやっぱり良いアーティストだったんだなぁと思った。
音楽には、ロックにはこんなことしかできない。
だけど、僕らはそれを全力でするよ。
そんな、音楽やロックへの愛がほどばしるライブは、Earth Day Tokyoのピースな雰囲気に絶妙にマッチしていた。
音楽の訴求力や即効性はやっぱり強力だな。
マナー
Buddhistsonのライブや曽我部恵一バンドのライブを観てて、改めて思ったんだけど、女の子ってライブのとき辛くない?特に身長の低い子。恐らくステージなんてほとんど見えていないであろう子が、それでも生の音にノッてる姿を見ると、あぁこの子、めっちゃこのバンド好きやのに、バンドの演奏している姿は見えへんのやなぁと思って、少し悲しくなる。
僕は身長175cmくらいだけど、それでも自分の前に男が立つと、かなりステージが見づらくなる。
これまた前の男が、しょーもないボンボリのついたニットキャップなんて被っていようものなら、説教してやりたくなる。
まぁ僕もバンドが演奏しているところは観たいし、ずっと腰をかがめているわけにはいかないんだけど、それでも白々しい顔をして、身長の低い子の前にスーッと入っていくようなことはしないように気をつけているけどね。
コメント
says
たまたま、Buddhistson関連で検索してたら見つけ、読ませていただきました
自分と同年代であることと、Buddhistsonとの距離感に勝手に大いに共感させていただきました
代官山は素晴らしかったですね
写真も良いです、また、ちょくちょくblog見に来ます
reply to Babystar's comment
東京は全然一人で遊ぶとこあるからええわ〜(でも俺らみたいなタイプは、それがさらに結婚を遠ざけ……)。
明治神宮の森も良かったし、代々木公園もいつも何かしらやってて楽しいね。
本当、東京は緑が多くて良い!良いパワーの貰えるスポットが意外に多いんよな〜。
大阪も見習ってほしい!
says
rmctさん
ありがとうございます。
こうやってブディのことをいろいろブログに書いたり、last.fmという音楽系SNSを利用していると、たまにブディファンの方がメールをくださったりして(ドイツからも!)、すごく嬉しいですね。いかんせん、自分の周りにはブディ好きの仲間がいないもので……。
なので、全然男でOKっす!同年代というのも嬉しい!
先日のワンマンは本当に素晴らしかったですね。またワンマンをするって言っていたので、そんときはまた老体に鞭打って関東まで足を運びたいです。
写真もど素人ですし、くだらんことばかり書いていますが、また暇つぶしにでもお立ち寄りください。













Babystar says
いやー、楽しかったっす。
しかしあれから色々いったんすね。
僕も前代々木のフリマで3着1000円で
回収された古着買いました。
探せば良いものあるんですよね。
容器回収の飯も喰らいましたよ。
代々木公園とかあそこ等へんは色々
フリーのイベントやっててたのしいですよね。
10:08 PM - April 20, 2009 返信