昨日は中之島の国立国際美術館で、杉本博司×中沢新一(人類学者)の対談を観覧しに行ってきた。
杉本博司さんの『歴史の歴史』展の関連イベントとして実現したこの対談。
写真表現の世界の第一線で活躍している杉本博司さんと、特に信奉しているわけではないけど、なぜかよく僕の眼に止まる中沢新一さんとが相見えるなんて、熱過ぎる!
先週の杉本博司×安藤忠雄の対談には参加できなかったので、今回は見逃すまい!と意気込んだ僕は、整理券を配る13時より30分早く国立国際美術館に着いてしまい、対談自体は14時からだし、席も130席あるし、さすがに早く来すぎたかなぁなんて思って中に入ると、なんと既に整理券発行を待つ人の長蛇の列ができてるやないか!
急いで僕も最後尾につけたけど、係の人よりモニター観覧になることを告げられた。
アート界と思想界の大物同士の登場と言えど、こんなにも人が集まるとは思ってなかった。誤算だったな。
自宅を出る直前に別件でタイミングよく電話をくれた2daaaaanを誘ったのだけど、結局自分の分しか席を確保できなかった。なので2daaaaanは二時間の対談を立って観ることになってしまった。Sorry!
肝心の対談、もうめちゃくちゃおもしろかった。
写真のことにはあまり触れられず、生命の起源、芸術、宗教、国家、酔っぱらって男を上げたあの人まで、時間や場所を縦横無尽行き来し、かつどれもが関連を持っているように話が自然と紡ぎだされていく。正に"マクロの視点"。あぁおもしろい。
『爆笑問題のニッポンの教養』なんかを観ててもよく思う。
ずば抜けて頭の良い人は、難解な思想や論理を、ものすごく平易な言葉で語ることができるんだよな。
ずば抜けてはいないけど、一般に比べるとよく言葉を知ってるくらいの人の話が、非常に厄介なんよねー。
先週、国立新美術館に行き、あぁ同じ国立なんだから大阪の国立国際美術館ももうちょい頑張ってほしいよなぁなんて思ってたけど、今回のイベントは非常に良かったです。
希望としては、ミュージアムショップも国立新美術館の『スーベニア フロム トーキョー』くらい充実してくれたらな〜。
コメント
reply to Babystar's comment
そう!
まさに
“バックボーンが重厚”
って感じやな〜。
そんなバックボーンがあるってことを知らなくても、作品を観ていると何かタイムスリップしたような、不思議な感覚がするんよな〜。
俺の中で、ちょっと写真表現の世界って難解な部分があるんやけど、今回のイベントは、俺的に何か一つのブレークスルーとなった気がするよ。













Babystar says
うらやましい限りです。
杉本博司の本を読んでいると
あぁ、だからこの作品をつくれるんだなぁ
と納得してしまいますね。バックボーンが重厚です。
今回のそれは本当にうらやましいですね。
中沢新一も杉本博司も大好きなので。
ずば抜けて頭の良い人は、難解な思想や論理を、ものすごく平易な言葉で語ることができる
てのは良くわかります。
小林秀雄もおんなじ事いうてましたよ。
難しい言葉を使えば使うほどドつぼにはまってくって。
10:43 AM - May 4, 2009 返信