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オッサンと氷結500ml

僕の両親ももう歳なんで、仕事するのもキツくなってきてるし、オトンに関しては、世の中や建設業界の不況も相まって、そもそも仕事量自体激減しています。

ろくに稼いでもない僕が言えたもんじゃないですけど、本来ならもう仕事なんてせずにゆっくりしてほしいところです。
しかし両親としては、もちろん金銭的な不安もありますが、それよりも仕事がなくなったときに何もすることがないという状況が辛いそうで。
オトンがそう言ったわけじゃないけど、オカン曰く、ストイックなオトンはその状況を突き詰めると「自分は社会から必要とされていない」とまで考えるだろうと。

僕の住む街、尼崎には昼間っから目的もなくフラフラしてるオッサンなんてたくさんいます。その片手に氷結の500mlが握りしめられてることなんてザラにある。
「何しとんねん」とか「働けよ」って思う人もいるかもしれないけど、どうも周り人の話を聞いてるとそもそも仕事がないっぽい。僕としては本人が望んでフラフラしてるならええやんって思うんだけど、みんながみんな望んで働いていないわけじゃない。
金銭的困窮の解消より精神的な充足を求めて働きたいと思っているのに仕事がないという人は、恐らくたくさんいるんだと思います。

僕としては、両親にはもちろん金銭的な恩返しもしなきゃいけないけど、もっと精神的に充足感のある生活を送ってもらえるような恩返しの仕方を考えないと。
親から貰った恩なんて絶対に返しきらないんだけど、きっと僕とデザインにできることはある。

地方分権とスカート丈

あの知事もこの知事もこぞって地方分権を叫んでますが、さほど頭のよろしくない僕にはその人たちの意図と僕の思っていることがどこまで一致しているのかはわかりませんが、中央ばかりにお金や権力や情報が集中することをおもしろくないとは僕も思っています。
やっぱり地元の商店街がゴーストタウンの如く静まり返っているのは寂しい光景だと思うし、Amazonもチェーン店(飲食、コンビニ、100均一ショップ)も大型ディスカウントストアも便利なんだけど、結局中央にお金が流れる。 大型スーパーなんて、結果的に地元のお店を廃業まで追い込んだとしても、いつかその場所で採算がとれなくなればサッサとどっかに行くだけだと思うし、100均一も同じで、安い仕入れ・生産ラインを強引に確保しては、またさらに安いラインが確保できれば乗り換えてるだけじゃないの(バカだからわかんないけど、単純に考えると、サステナブルかつフェアに成立するビジネスモデルではないと思う......誰か詳しいこと教えて。このページはなかなか興味深い)。

話がズレそうだから戻すけど、要は地方が盛り上がって欲しいってこと。こんなこと、ここ2〜3年ずっと言ってんだけど、未だに何もしてないし、何をすればいいのかも具体的にあまり掴めてない。
ただ、「あれ?これおもろいやん!素敵やん!」的な地方の動きや外からの地方への働きかけはちゃんとチェックしてて、そこにはやっぱり何かしらのヒントがある。

ここ最近は大分県がおもしろいですね。
今年は現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』もあったし、kakula.jpという大分クリエイティブシーンにスポットを充てたサイトも興味深い(出資会社にあの大企業が入ってるから、完全にインディペンデントではないのか?)。J1の大分トリニータは残念ながら今シーズンは超不振だけど、昨年ナビスコカップで優勝したときは地元大分も多少盛り上がってたっぽい。

次に、滋賀県も最近気になる。エルマガジン社が「滋賀は関西最強のリゾート地だ!」と言って出した『滋賀のABC』もおもしろそう。滋賀県高島市の針江区の川端(かばた)もエコ系番組などで最近よく取り上げられている。
なんか滋賀=琵琶湖って思っちゃってるけど(同じ近畿圏の人でも)、考えてみりゃなかなか掘り下げ甲斐のある土地なのかもな。
最近企業がこぞって力を入れてるCSR活動だけど、その基本理念として用いられることの多い「三方よし」を生み出したのも近江商人ですしね。

よし、滋賀に行ってみよう。
女子高生のスカートも短いらしいし......。

北海道は田中義剛が頑張ってますね。タレントの商売なんで最初は正直穿った目で見てたのですが、起業の発端や、地域の雇用問題の解消までを考えた経営などを知ると、なかなか本気で地方再生を考えているんじゃないかと思えてきます。
「地方にいると、ここにはなくて都会にあるものを羨ましがってしまいがちだけど、逆にここにしかないものに目を向けないと」的なことを言っていて、おぉなかなかええこと言うやないの、って思っちゃいました。

佐藤可士和さんの手掛けた今治タオルプロジェクト(愛媛県)、ナガオカケンメイさんのD&DEPARTMENTプロジェクトNIPPON VISIONプロジェクトなんかもすごく参考になりますね。

とにかく、地域ブランディングでも、ナショナル・トラスト運動でも、滋賀の川端のエコツーリズムでもそうなんだけど、地方再生に大事なのは、地元の人が主体性を持って取り組んでいること、または取り組めるようにすることなんじゃないかと思いました。

あれ、意外に大した答えじゃねーや。
でもね、僕もたまに酒の勢いで地元の友達に「尼を盛り上げようで!」って言うんですけど、まぁまぁシカト or 苦笑 or 呆然とした表情をされますよ。もしくは「ええやん。盛り上げてよ」って(みんなが悪いとかそんな話ではない)。
だから、地元のみんなが主体的に取り組むということはなかなか難しいことなんですよね。

American Apparel 茶屋町店

たまに「アメリカンアパレル 茶屋町」というキーワードで僕のブログに来られる方がいるんですが、その辿り着いた先のページには申し訳ないですが大した情報はありません。僕もたぶんその方たちと同じで「アメアパ、茶屋町にできるらしいで!」「やったー!で、いつオープン?」って感じで書いただけですから。

しかし、そないに情報ないんですかね?アメアパって人気ないんですかね?確かに検索しても思ったより情報がないですし、オフィシャルサイトでも小さな茶屋町の文字の横に「New」と書いてあるだけ。とりあえず僕はこれでオープンしたんだと判断しましたけど。

今日、行ってみました、アメアパ茶屋町店(地図)。
みなさん、ちゃんとオープンしていましたよ。
気になってた人は行っちゃってください。
ちなみにWOMENSは1階、MENSは2階です。

コメント

u-ziq says

地方の問題は僕もよく考えます。
嫁の実家が広島の離島で、島のみんなは30キロ離れた市内に働きに行ってますよ。
昔は島内でちゃんと社会が回っていたはずなのに。
嫁も長女なので過疎化の問題は将来、僕自身の問題でもあります。
それが仮にも大都市である大阪のサテライトシティーにまで広がっているとなると
事体は本当に深刻だと思います。


02:32 AM - August 22, 2009 返信

Kozzy reply to u-ziq's comment

大都市近郊の街は都市の経済に依存して成り立っている場合が多いと思うから、都市の経済の影響をモロに受けるのはある程度は仕方ないと思えるねんけど、地方みたいに地場産業、農業、林業、漁業などでちゃんと回っていた社会が破綻していくのは特に寂しいねぇ。

インターネットやデザインには何ができるんやろうねー。

09:26 AM - August 22, 2009 返信

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