僕がRandyを好きになったのは、初期パンクやロッケンローやガレージのテイストが出てきてからなので、この作品にはなかなか手が出せなかった。勧められたこともあったけど、どうしてもRandyは3rdで開花したイメージがあって、手を出さなかった。
しかし、メロコア全盛の90年代中盤から後半には、正統派メロコアサウンドのバンドとしてRandyの評判はよく耳にしていたので、好きなバンドだし初期音源は何一つ持ってなかったので買ってみた。
これが、大当たり。なぜ、あの頃に誰か僕に強く勧めてくれなかったんだ!そういや、僕にパンクを教えてくれる師匠なんていなかったんだ。とにかく、そう思いたくなるぐらい超優良メロコアサウンド。この作品ではスカコアチューンは封印しているものの、燦々と輝く太陽とスケボーがよく似合う、まさにライク NOFXなサウンド。まだまだこの頃にはオリジナリティが発揮できていないけど、やっぱり曲がいい!NOFX顔負けのストップ・アンド・ゴーも披露しております。
今となっては、NOFXやLAG WAGONのような大御所バンドぐらいしか、90'sスタイルのパンク、所謂メロコアってやつをやっているバンドってなかなかいないので、そういったメロコアを探している現代のキッズにはお勧め。
※日本盤もリリースされているので、対訳がみたい方は探してみてください。
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A014392.html
1stと2ndの間に発売されたレアトラック集。レアトラック集って、アンタたちまだ1stしか出してないじゃんって話ですが、これがなかなかのクオリティで、彼等の底知れぬポテンシャルを垣間みることのできる仕上がりなんだわ。
未発表曲が3曲ぐらいと、既存の曲のライブテイク、アコースティックバージョン、リミックス、バージョン違い、なんかが収録されていまして、2ndにも収録された超名曲"Suspension"の初期バージョンも収録されており、これを聴くと2nd発売までの彼等の成長っぷりが窺えます。初期バージョンのシンプルなアレンジもそれはそれで良くて、普通にバージョン違いとして聴けるしね。
通常、こういうレアトラック集ってレーベルとの契約消化だったり、次作までつなぎのためのリリースだったりすることが多いんで、あまりクオリティが高くないんですけど、この音源は良い!Mae好きはマストアイテムですよ。
前作は、Last Days Of AprilやJimmy Eat Worldを彷彿させる、これぞエモ!と言わんばかりの良質な作品だった。完璧な英語の発音と日本人離れしたメロディーセンス。メンバーが帰国子女だったりハーフだったりと少し反則だけど、やっとこさ日本からも世界に通じるエモ・バンドが出て来たもんだと嬉しかったな。
前作発売以降、Copeland、The Get Up Kids、Saves The Day、Jimmy Eat Worldなどの海外のバンドとの共演や、サマーソニックやフジロック出演など、ツアーも含めてかなりの数のステージを経験してきた彼等。
今作は、そんな彼等の成長っぷりが爆発した、良い意味で期待を裏切ってくれた作品。
前作からも、TravisやColdplayのようなUKテイストが感じれたけど、今回はOasisを彷彿させるブリットポップテイストなものもあり、ロック度がかなり増している。特にKayが書いた曲にそれが強く感じられる。逆に、Hajimeが書いた曲は、前作よりさらに完成度の増した爽やかエモチューンが多い。
今作からはKayもヴォーカルをとっており、音源における楽曲のコントラスト、ライブにおける安定感が増し、バンドとしての着実な成長の跡が窺える。
この作品は、普段、TravisやColdplayやOasisを聴いているUKロックファンにも普通に受け入れられるだろうから、そこからLast Days Of AprilやJimmy Eat Worldのようなエモバンドにも興味を持ってもらったりと、いろんなシーンとの架け橋になれる作品だと思うな。
我が心の師であるHi-STANDARDのKen様ソロプロジェクトの2ndアルバム。
前作は、アコースティックな曲も多く、歌詞もすごくパーソナルな内容のものが多かったので、だいぶKen氏の内に向かった作品だった。それはそれでソロ作品っぽい雰囲気を醸し出しているし、当然のことながら楽曲はいいので、すっごく好きな作品だけど。
しかーし、今作は、前作と打って変わりパンク全開!『Growing Up』時代のHi-STANDARDを彷佛させる勢いが全面に出ている。
前作発表以降のツアーに継ぐツアーで結束を固めたKenバンドと共に作り上げた楽曲なので、当然のことながらバンド感が増している。
Oiのようなワーキングクラス臭の漂うものから、Ken節とも言えるオールディーズや80'sヒッツばりのグッドメロディーソング、Hi- STANDARDでもチョイス、アレンジのセンスを証明済みの痛快カバーソングと、この内容の充実っぷりからは、ベテランの落ち着きなんて感じさせませんよ。なんなら勢い増してるぐらい。
最近見たライブでも、キッズたちの盛り上がりは尋常じゃなかったな。本当、涙が出るよ。8年や9年も前の自分と同じように、今のキッズたちも汗だくになって、ダイブし、拳を突き上げ、叫び、楽しそうに歌ってるんですから。
昔からブディストサンという名前だけは知っていたけど、ポストロックやプログレっぽい音を出すバンドだと思っていたので、手を出さなかった。
しかし、実際その音に触れてみると、普段、全くロックを聴かない人やJ-Popを中心に聴いている人にでも受け入れられるほど、良い意味でのキャッチーさのある、メロディー、歌声、アレンジで、ビックリした。賛美歌のようにクラシカルで壮大なメロディー、少年のような透き通ったハイトーンヴォイス、キーボードやストリングスを大胆に取り入れた美しい音の洪水。目の前に銀世界が広がるよ、マジで。本当、アンビエントミュージックやヒーリングミュージックとしても機能すると思うよ。
本当、インディーとかメジャーとか洋楽とか邦楽とか考えずに、普段、エモやハードコアやロックを聴かない人にも聴いて欲しい作品だな。
しかし、日本にこんなバンドがいたとはな......これは海外での人気も頷けます。勉強不足だったわ。





















