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BUDDHISTSON / Slowdance -Wisely And Slow, They Stumble That Dance Fast-

素晴らしい。本作発売までの約3年間ほぼ途切れることなく聴き続けた前作をも凌ぐ完成度です。
冒頭の鐘の音に誘われるようにBUDDHISTSONワールドに引き込まれ、森に分け入り、暗闇に包まれ、その奥に光を見つけ、霧の中を歩き続け、すると急に視界が開け、見上げれば空には星が瞬いている、まるでそんな映画を観ているように、アルバム一枚があっという間に終ってしまう。
音的には前作の流れを汲んでいて、ファルセット、女性コーラス、キーボード、チェロ、トランペットなど様々な音が絶妙に絡み合う、厚みがあるのに疲労感は皆無な美しい音の洪水のようです。
前作に続き、今作のアートワークも素晴らしく、できることならダウンロードやコピーではなく、アートワークも含めた作品として本作を手にしてもらいたいです。ちなみに本作には対訳もついております。

旅をしたい。
大切な誰かにプレゼントしたい。
おじいちゃんになっても聴いていたい。
そんなふうに思わせてくれる作品です。

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SOUNDS NOFX / War on Errorism

2006.05.21

NOFX / War on Errorism

03年にリリースされた、今世紀最大のバカ、米大統領ブッシュに対する痛烈な批判を込めた作品。もう何作目とかわかんないよ。 今作は今までの彼等の作品とは何か少し違う。
音の方はというと、それほど今までとは違いはなく、相変わらずのNOFX節全開、お得意スカチューンも最高な出来に仕上がっている。
しかし、それ以外の歌詞、アートワーク、エンハンスドコンテンツの全てが対ブッシュ仕様となっているのだ。NOFXは、90年代以降のパンクバンドの中でも取り分け政治的、社会的なメッセージ性の強いバンドだけど、今作が一番強烈なメッセージ性を含んでいる。
しかし、NOFXの凄いところは、それらを説教臭く直接的に歌詞にしたり、誰にも届かない環境や状況で無闇に叫ぶのではなく、ユーモアを交えてシニカルにアイロニカルにそれらを極上のメロディとスピードとグルーヴに乗せて表現できる点だと思う。
それこそが、時代が変わってもキッズたちから絶大な支持を受け続ける彼等の武器なんだわ。

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NOFX / So Long & Thanks for All the Shoes

個人的には、彼等の作品の中で一番好きかも知れない97年の作品。
前作『Punk in Drublic』は、発売から2年ほど過ぎてから手に入れたので、この作品でやっとリアルタイムのNOFXに追いつき、これ以降僕はずっと彼等の動向を追い続けることになる。
内容は、メロディ、スピード、アレンジ全て完璧なまでの完成度で、90'sパンクの完成形だと言えるでしょう。
この作品に関しても、とやかく言っても仕方がない。とにかく「オ~シャンゼリゼ~」を合唱しましょう。

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SOUNDS NOFX / Punk in Drublic

2006.05.21

NOFX / Punk in Drublic

94年にリリースされた彼等の代表作とも言える作品(他にも名作だらけだけど)。パンク史、いやロック史にその名を刻む超名曲"Don't Call Me White"(邦題:『白人って呼ぶんじゃねーよ!クソったれ!』KOZZY訳)の他にも、"Linoleum"や"Leave it Alone"や"The Brews"など、ライブの定番曲も多く収録されていて、NOFX、そして90年代以降のパンクを知りたいキッズたちの入門編としてもお勧め。恐らく、この作品がなければ、今ではパンク好きじゃなくてもご存じの方も多いであろうSUM 41もYELLOW CARDも、日本のELLEGARDENなんかも、存在してなかったんじゃないかと思うよ。マジで。 余談だけど、NOFXの作品の中で、数少ない国内盤(たぶん今は廃盤だけど)がリリースされた作品じゃないかな? もちろん彼等の意志で日本盤のライセンスを許可してないだけでしょう。出せば日本でも十分枚数を売れるんだろうけど、安易にそうしないのが彼等のポリシーなんだわ。
もういろいろ言っても仕方がない。とにかく必聴。

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SOUNDS GREEN DAY / Warning

2006.04.16

GREEN DAY / Warning

大ヒットしたGreen Day初のアイリッシュ調ナンバー"Minority"を収録したメジャー4枚目のアルバム。今作の収録曲のほとんどを占める、その何とも形容しがたいミドルテンポでアコースティックで温かい新型パンクロックたちは、賛否両論を巻き起こした。
リリース当時に彼等は、「パンクには2つのタイプがあると思う。一つは、ずっと同じようなサウンドをやり続ける(RAMONESのような)タイプ。もう一つは、常に進化し続けるタイプ。俺たちは後者を選んだんだ」みたいなことを言っていた。RAMONESを敬愛している彼等だけど(カバーもしてるしね)、彼等は彼等の道を選んだ。まさにジョー・ストラマーの名言"Punk is attitude, not style"を体現してみせたってわけだ。パンクってもんは、サウンドやファッションスタイルじゃなく、姿勢なんだよ、っちゅーことでしょ。
まぁそうは言ったって、やっぱり元気一杯のGreen Dayが大好きなキッズが暴れるためのBGMとしては、少々物足りなかったのかも知れないなぁとは思う。
しかし、スピードが落ちている分、彼等のソングライティング力の素晴らしさを実感できるし、パンクロックしか知らないキッズにとっては、音楽的な幅や、パンクの概念を広げられるいいチャンスになると思う。
一度じっくり聴いてみて。"Church On Sunday", "Castaway", "Deadbeat Holiday", "Waiting", "Macy's Day Parade"などなど、名曲だらけなんですよ。

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