Catalyst
Release : 2004.06.29
New Found Gloryのメジャーリリース3作目。いきなり今までになかったハードコアパンクナンバーから始まるので、こりゃ大胆な路線変更か!?と思いきや、次の2曲目でお得意の爽やかメロディックパ......ンク?なんか違うじゃん!展開にクセがあるし、やけにメタリックなギターリフ。でも、めちゃめちゃカッコ良い......。さらに聴き進めていくと、VAGRANT RECORDSのバンドを思わせるエモチューンや、女性コーラスやストリングスを取り入れた青春バラードなど、明らかに前2作との音楽性の振り幅に広がりが感じられる。しかも、それが単に奇をてらったものではなく、全ての要素が見事に消化され、NFG節として鳴っている。脱帽。
この変化はバンドとして意識してたものらしく、彼等が牽引してきた2000年以降のパンクブームとの決別を意味しているようだ。
いやー、この若さで、ブームに浮かれることなく常に進化し続けようとするその姿勢は、やはりただ者ではありませんな。
Not Without A Fight
Release : 2009.02.25
エモ登場以降の新時代パンクシーンの代表格 New Found Gloryが、もうフルアルバム6作目。そしてそれが90年代パンクシーン興盛の立役者であるEpitaphレーベルからのリリースってんだから、USパンク/ハードコアシーンはおもしろい。
5thアルバム『Coming Home』ではNFGは随分大人になっていた(それはそれで良かった)。
5thから今作リリースの間にボストンの名門ハードコア・レーベル Bridge Nineからリリースしたミニアルバム『Tip Of The Iceberg』は、『Coming Home』とは打って変わってのハードコア路線。おまけにGorilla BiscuitsやShelterやLifetimeなど伝説的ハードコアバンドのカバーも収録されており、こりゃ6thは熱いハードコアNFGか!? なんて思わせるものだった。
で、待望の6作目の今作『Not Without A Fight』。いざ蓋を開けてみると、原点回帰とも言える青春キラキラポップパンクのNFGじゃないですか〜。
だけど、ただの原点回帰で終らないところがさすがのNFG。『Tip Of The Iceberg』のようなハードコア的要素も随所にうまくミックスされているし、その他にも彼らのこれまで歩んできた道で得た様々な要素を、キッズたちが求める最高の形で表現しています。
あの若造たちがすごいバンドになったもんだな。




















