Weezer
Release : 1995.03.24
Pinkerton
Release : 1996.09.21
前作が200万枚以上売れた彼等の2ndアルバム。明らかに前作と感触の違う今作は、アメリカでは不発、日本では大ヒットという珍しい状況を生み出した。
アメリカ人が肩すかしを喰らったような感覚はわからなくもない。実際、僕も最初はこの衝動に任せた粗くヘヴィーなサウンドには少々戸惑った。しかし、そうならざる得なかったのかなと納得させられるリヴァースのパーソナルで内省的な歌詞を読むと、このアルバム、そして、どうしようもなくバカで不器用なリヴァース・クオモという青年がとても愛おしく思えてきた。
前作がヒットして、やっと憧れのロックスターになれた青年の困惑が赤裸裸に語られている。
これこそが、このアルバム、このバンドの魅力なんだと思う。いつまでも大人になりきれない青年の、思春期ばりの焦燥感や劣等感から鳴らされる逆ギレロックだからこそ共感できるんだよ。そんなにうまく生きていけないよってさ。その辺が、神経質でコミュニケートするのがヘタな日本人にはウケたのかもね。
愛すべきアルバムだ。
El Scorcho
Release : 1996.09.21
2ndのPinkertonから"El Scorcho"のシングルカット。初期Weezerには、なんでこれをアルバムに収録しないの?ってレベルのアルバム未収録曲が多すぎです!
この作品もまた然りで、超名曲"You Gave Your Love To Me Softly"を知らずしてWeezer好きは語れないでしょう。 Pinkerton全体に漂う切なさを帯びたメロディに、初期Get Up Kidsばりの疾走感がたまりません!泣きながら駆け出してしまいそうです!
"Devotion"もWeezer節全開で、1stの"In The Garage"のような夕暮れをイメージさせるなんとも切ないメロディがたまりませんよ。こちらも名曲です。
The Good Life
Release : 1997.01.22
2ndのPinkertonから"The Good Life"のシングルカット。シングル『El Scorcho』同様、こちらもマストアイテムとなっております。
まず"Waiting On You"は、"In The Garage"や"Devotion"のような哀愁感漂うナンバー。好きだなー、初期Weezerのこういう曲。
お次の"I Just Threw Out the Love of My Dreams"は、後に脱退するベースのマット・シャープが結成するThe RentalsやJimmy Eat Worldの作品にも参加しているThat Dogのレイチェル・ヘイデンがヴォーカルをとる異色の作品。彼女はここでもいい仕事してますよ。
レイチェルのかわいらしい声とムーグ(?)の相性がバッチリのパワーポップチューンです。
※カバー画像はオーストラリア盤です。
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